住吉大社の初辰まいり|商売発達・家内安全<毎月最初の辰の日>

大阪の住吉大社で毎月行なわれる初辰まいり(はったつまいり)について解説しています。初辰(はったつ)とは毎月最初の辰の日のこと。初辰日に住吉大社内の四社(種貸社・楠珺社・浅沢社・大歳社)を順番にお参りすることで商売発達・家内安全のご利益が得られるとされ、大阪をはじめ全国から多くの参拝客が訪れます。

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住吉大社の創建と反橋

住吉大社

大阪の下町・住吉にある住吉大社(すみよしたいしゃ)。創建は神功皇后(じんぐうこうごう)摂政11年(211年)。全国約2,300社余の総本宮で、大阪でいちばん初詣客を集める神社です。地元の人は親しみを込めて「住吉さん」(すみよしさん)と呼んでいます。

反橋

露店が並ぶ境内を行くと、立ちふさがるのが反橋(そりはし)と呼ばれる巨大な太鼓橋。石造りの橋脚は、豊臣秀吉の側室・淀君(よどぎみ)が慶長年間に奉納したと伝えられ、渡るだけでお祓いを受けたことになるそうです。

商売繁盛のご利益が得られる住吉大社の初辰まいり


住吉大社は商売繁盛の神様で、大阪の商人(あきんど)たちが昔からお詣りしてきました。住吉大社では月に一度、初辰日(はったつび)と呼ばれる月の最初の辰の日(たつのひ)に、初辰まいり(はったつまいり)が行なわれます。初辰まいりは「はったつさん」とも呼ばれ、住吉大社にある小さな四つのお宮さんを順番に回ることで、たくさんのご利益がいただけるというもの。全国から参拝客が訪れます。

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種貸社(たねかししゃ)初辰まいりで最初にお詣りする社

初辰まいりで最初にお詣りするのが、種貸さん(たねかしさん)と呼ばれる種貸社(たねかししゃ)。種貸社は元種(もとだね)を授ける神様で、資本充実や子宝を授けます。「種」は商売の元手のこと。商売を大きくする資金が得られるようお詣りします。

種貸さんで、お供えをするか祈祷をすると、透明のビニール袋に入った籾種(もみだね)が一粒いただけます。一粒の籾種は商売の元手を意味します。この籾種を持って、初辰まいりを行ないます。

楠珺社(なんくんしゃ)初辰まいりで二番目にお詣りする社

初辰まいりで二番目に向かう社(やしろ)は、楠珺さん(なんくんさん)と呼ばれる楠珺社(なんくんしゃ)。商売発達や家内安全を祈願します。楠珺社でお詣りをしたら、種貸さんでいただいた籾種を出して、稲穂と交換してもらいます。

一粒の籾種が万倍の稲穂になり、商売発達や家内安全の願いが大きく成就するという思いが込められています。月のはじめの初辰の日(はったつ)の日に商売の発達を願う。もともとは言葉遊びから始まった行事だそうです。

浅沢社(あさざわしゃ)初辰まいりで三番目にお詣りする社

種から稲穂になったら次は三番目の社・浅沢さん(あさざわさん)と呼ばれる浅沢社(あさざわしゃ)へ。浅沢社は住吉大社の弁天さんで、商売はちょっと離れて、芸事(げいごと)や習い事、美容の願いに福を授かる神社です。商売繁盛でお金ができたら芸事を身につけて人間の幅を広げるという思いも込められています。

大歳社(おおとりしゃ)初辰まいりで最後にお詣りする社

浅沢さんをお詣りしたら、いよいよ四番目の社へ。最後に回るのは大歳さん(おおとりさん)と呼ばれる収穫の神様・大歳社(おおとりしゃ)。収穫・集金満足・諸願成就のご利益を得ます。

大歳さんで稲穂と交換してくれるのは御神米(ごしんまい)。種貸さんで最初に授かった一粒の籾種が一万倍の御神米に。ものすごい発達です。稲穂も御神米も住吉大社で収穫されたもの。御神米は持ち帰ってご飯に混ぜていただきます。初辰まいりの実りを食べて、ますます商売の発達のご利益を得る、という大阪商人の願いが込められています。

初辰まいりの日は毎月異なります。初辰まいりの月ごとの開催日や時間・祈祷料などの詳細については 住吉大社の公式サイト でご確認ください。

住吉大社の地図・アクセス・駐車場

大阪市住吉区住吉2-9-89

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住吉大社へのアクセスは、阪堺電気軌道(路面電車)上町線・住吉駅または阪堺線・住吉鳥居前駅から徒歩すぐ。南海鉄道を利用する場合は、南海本線・住吉大社駅」から徒歩3分、南海高野線・住吉東駅からだと徒歩5分。車の場合は、阪神高速道路・玉出出入口から約15分。駐車場は約200台。駐車料金は1時間200円。住所は 〒558-0045 大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89。正確な場所は上記の地図で調べられます。電話番号は、06-6672-0753(受付時間…9時~16時30分)
 

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