越谷市でいちばん古いお寺|大相模不動尊大聖寺

埼玉県越谷市(こしがやし)でいちばん古いお寺・大相模不動尊大聖寺(おおさがみふどうそんだいしょうじ)の駐車場・山門・境内・本堂・ぴんころ地蔵尊や境内にある名物のお団子屋さん・虹だんごなどを写真を交えてご紹介します。

スポンサーリンク


大聖寺(大相模不動尊)今月の行事 2017年10月

看板

・ 秘仏本尊不動明王 酉年御開帳 9月1日(金)~12月28日(木)
※ 12年に一度しか行なわれない貴重な御開帳です。

・ お不動様のご縁日…10月28日(土)

大聖寺の歴史と由来

真大山大聖寺

大聖寺の正式名称(山号=さんごう)は真大山大聖寺(しんたいさん・だいしょうじ)。地元では大相模不動尊とか大相模のお不動さまなどと呼ばれています。奈良時代・天平勝宝(てんぴょうしょうほう)二年(750年)の建立(こんりゅう)と伝えられ、越谷市最古の寺院とされています。

徳川家康が関ヶ原の戦いで関ヶ原に向かう途中、大聖寺で戦勝祈願をし、そのとき家康公がお寺に宿泊したさいに着用した寝衣(しんい)や奉納刀なども保存されています。当時、大聖寺は不動院と呼ばれていましたが、徳川家康が宿泊したさいに「大聖寺」の寺号(じごう)を与えたのが大聖寺の由来です。

徳川家康公の夜具|越谷市の指定文化財

徳川家康公の夜具

上の写真は大聖寺に保存されている徳川家康公の夜具です(本物)。寝衣が保存されている木箱には「東照宮様 御垢附 御夜具」と書かれています。「徳川家康公が着た(垢の付た)夜具(やぐ)」という意味です。

普段は資料室にレプリカが展示されていて、本物の夜具は見ることができません。2017年9月1日がら9月7日までの期間、12年に一度(酉年に)公開されるご本尊の不動明王像御開帳特別護摩祈願に参加したさいに、本物を見せていただきました。大聖寺の許可を得て撮影したのが上の写真です(撮影日は 2017年9月5日)。12年に一度しか見ることができない貴重な展示物です。※上記画像の無断コピーやブログ・ホームページなどへの転載は厳禁。

山門

山門

大相模不動尊の象徴ともいえるのが境内の入口にある山門(さんもん)。江戸時代の正徳(しょうとく)五年(1715年)に建造され文化元年(1804年)に再建。明治28年(1895年)に大聖寺が大火災に見舞われたさいに唯一焼け残ったのがこの山門です。

210年の歴史を刻む大聖寺の山門は、昭和41年(1966年)1月11日に越谷市の有形文化財にも指定され、貴重な歴史的建造物として、風格あるたたずまいをかもし出しています。

真大山

大聖寺の山門に掲げられている山号額(さんごうがく)に書かれている「真大山」(しんたいさん)の書は、寛政の改革で知られる江戸時代中期の老中・松平定信(まつだいらさだのぶ)直筆といわれています。

本堂

本堂

大聖寺の宗派は真言宗豊山派(しんごうしゅうぶざんは)。本尊は不動明王(ふどうみょうおう)。本堂に安置されている不動明王像は、奈良東大寺の開山で知られる名僧・良弁僧正(りょうべんしょうぞう)が彫刻したもの(諸説あります)
 

ご真言

不動明王ご真言
のうまく さまんだ ばざらだん
せんだまかろしゃだ そわたや
うんたらた かんまん

大聖寺ご本尊の不動明王像

大聖寺ご本尊の不動明王像

上の写真は大聖寺に安置されている3体の不動明王像です。中央がご本尊の不動明王。奈良時代の高僧・良弁僧正(りょうべんしょうぞう)が彫刻したといわれている立像です。左が御前立不動明王(おまえだちふどうみょうおう)。右が御中立不動明王(おなかだちふどうみょうおう)

ふだんは、ご本尊の不動明王像と御中立不動明王は、見ることができません。本堂の奥中央にある厨子(ずし)の中に安置されていて、扉が閉じられています。厨子の前には御前立不動明王だけが安置されています。

12年に一度、酉年の9月から12月末までの期間、厨子の扉が開かれ、ご本尊と御中立不動明王も見ることができます(秘仏本尊不動明王酉年御開帳)。2017年は酉年にあたるので、大聖寺では、2017年9月1日から12月28日まで、本尊の御開帳を行なっています。

上の写真は大聖寺の許可を得て撮影したもの(撮影日は 2017年9月5日)。12年に一度、酉年のときにしか拝観することができない貴重な不動明王像です。※上記画像の無断コピーやブログ・ホームページなどへの転載は厳禁。

七福神額

七福神

本堂の賽銭箱の上から吊るされている鐘の後ろには七福神が描かれた木の額が三枚飾られています。左から恵比寿天・大黒天・毘沙門天・弁才天・福禄寿・寿老人・布袋尊

境内

大聖寺の境内には、御神木(ごしんぼく)のタブノキやカラオケのマイクを持ったぴんころ地蔵尊など、散策スポットも点在。梅・桜・藤など四季折々の花も楽しめます。境内の風景を写真と動画を交えてご紹介します。

大聖寺のタブノキ|御神木

大聖寺のタブノキ

境内には「大聖寺のタブノキ」と呼ばれる樹齢500年と推定される御神木のタブノキがあります。幹回り四メートル・樹高八メートル。幹の中は空洞になっていますが樹勢は旺盛。越谷市の天然記念物にも指定されています。

ぴんころ地蔵尊

ぴんころ地蔵

こちらは境内の新名所・大相模ぴんころ地蔵尊。ぴんころ地蔵とは、天寿をまっとうするまではピンピンと元気に生きて、死ぬときは苦しまずにまわりに迷惑をかけずにコロッと冥界へ旅立てるように導いてくださるお地蔵さま。

ところがなぜか大聖寺のぴんころ地蔵は左手にカラオケのマイクを持っています。これは毎年九月に大聖寺の境内で行なわれるカラオケ大会30回を記念して、2011年(平成23年)に奉納されたもの。

大相模ぴんころ地蔵尊の動画を撮って YouTube にアップしました(上の動画)。死ぬまで元気にカラオケが楽しめる。そんな人生をもたらしてくれるお地蔵さまです。カラオケが上手になりますように、カラオケ大会で優勝できますように…との願いを込めてお詣りに訪れる参拝者も多いとか。

境内の風景

狛犬
弁天池
石碑
白梅
桜

そのほか境内には、弁天様を祀っている弁天池をはじめ水子地蔵尊・なで仏(おびんづるさま)・布袋尊像・太子堂・鶏魂碑(けいこんひ)などのほか、白梅・桜(ソメイヨシノ)・枝垂れ桜・里桜・藤なども植えられています。

年間行事

掲示板

大聖寺では、初詣(1月1日~1月7日)、正月飾り物お炊き上げ(1月11日)、節分祭(2月3日)、初不動(2月28日)、お花まつり(5月)、秋の大祭・梨市・カラオケ大会(9月4日)、古札等お炊き上げ・除夜の鐘(大晦日)など、年中行事も行なわれます。

掲示板

毎月28日にはお不動様のご縁日が開かれ、境内にある甘酒接待処で、甘酒がいただけます。甘酒は、お不動様のご縁日のほか、節分祭や初詣などでも振る舞われます。

スポンサーリンク


虹だんご

虹だんご

大相模のお不動様でお詣りをしたらぜひ立ち寄りたいのが、境内の山門近くにある名物のお団子屋さん・虹だんご(にじだんご)。遠方からも買いに来るお客さんが多いので、土日や祭日には午前中で売り切れてしまうことも。

みたらし団子としょう油団子

昔ながらの製法で作るお団子は、注文を受けてから一本一本ていねいに焼きあげるので、外はカリッと香ばしく、中はふんわりモチモチ。みたらしとしょう油の二種類。保存料や添加物などはいっさい使われていません。

甘酒

毎月28日のお不動様の日には甘酒の無料サービスもあります。虹だんごの営業時間は9時半から夕方5時ごろまで。お団子が売り切れしだい終了。定休日は火曜日。火曜日が祭日や縁日と重なった場合は月曜日または水曜日がお休みになります。詳細は 虹だんごのホームページ でご確認ください。

虹ん棒

虹だんごと並んで名物なのが虹ん棒(にじんぼう)。うるち米を原料とした、砂糖や添加物をいっさい使っていない米餅で、磯辺焼きのほか、けんちん汁の具や鍋に入れてもおいしくいただけます。虹ん棒は午前中で売り切れてしまうこともしばしばです。

大相模不動尊大聖寺へのアクセスと地図

大相模不動尊大聖寺

大相模不動尊大聖寺の住所は埼玉県越谷市相模町6-442。郵便番号は343-0823。アクセスは東武伊勢崎線・越谷駅東口または、JR武蔵野線・南越谷駅北口(東武伊勢崎線・新越谷駅北口)からバス。「大相模不動尊」バス停で下車。トイレは境内にあります。大聖寺の電話番号は048-986-4640

大聖寺の場所は下記Googleマップの地図で調べられます。

埼玉県越谷市相模町6-442

大聖寺の正確な場所を表示

大聖寺の駐車場の場所と台数(第一駐車場と第二駐車場)

大聖寺・第一駐車場

大聖寺の駐車場は二箇所あります。第一駐車場の場所は山門の裏手。台数は20台。料金は無料。第一駐車場へは山門を正面に見て左側から入っていきます。上の写真は第一駐車場です。

大聖寺・第二駐車場

第二駐車場の場所は山門の横(山門を正面に見て右側)にあります。台数は12台。料金は無料。上の写真は第二駐車場です。虹だんごの駐車場も第一・第二駐車場を利用できます。

初詣や毎月28日のお不動さまの日、節分祭などは、駐車場はすぐに満車になってしまうので、車での参拝は避けたほうが無難です。大聖寺前の道路は一車線なので路上駐車は厳禁です。
 

大聖寺の公式サイトはありません。
地図やバス停などは 虹だんごのホームページ で確認できます。

大聖寺(電話番号)048-986-4640

 

スポンサーリンク