日本三大朝市(勝浦朝市・輪島朝市・呼子朝市)の場所と地図

日本三大朝市◇勝浦朝市(千葉県勝浦市)◇輪島朝市(石川県輪島市)◇呼子朝市(佐賀県唐津市)――の場所と地図のほか開催日・時間・定休日・アクセス・駐車場などの情報をまとめました。動画も紹介していますので朝市ごとの風景もご覧いただけます。

 

日本三大朝市とは?

輪島の朝市 日本三大朝市とは、千葉県勝浦市で開かれる勝浦朝市(かつうらあさいち)・石川県輪島市で開かれる輪島朝市(わじまあさいち)・佐賀県唐津市呼子町で開かれる呼子朝市(よぶこあさいち)のことをいいます(上の写真は輪島朝市の画像です)

勝浦朝市の開催日と場所(地図)千葉県勝浦市

400年以上の歴史を誇る勝浦を代表する名所・勝浦朝市(かつうらあさいち)。当時この地を治めていた城主が産業振興のために農産物と海産物を交換する市を開かせたのが始まりで、月の前半は下本町通り、月の後半は仲本町通りで開催されます。並ぶ露店は約70軒。

勝浦漁港などに水揚げされた新鮮な魚介類や乾物などの加工品をはじめ地元の農家でとれた野菜・果実・花のほか工芸品など、さまざまなものが並びます。台風などの荒天以外は、雨天でも中止にはなりませんが、雨の日は出店するお店の数は少なくなります。

勝浦朝市の住所は千葉県勝浦市勝浦市浜勝浦。勝浦朝市の開催場所 は、下本町朝市通りと仲本町朝市通り(上記地図を参照)。開催日は、毎月1日から15日は下本町朝市通り、16日から月末は仲本町朝市通り。時間は6時頃から11時頃まて。定休日は毎週水曜日と1月1日。

電車でのアクセスはJR勝浦駅から徒歩約10分。車での行き方は圏央道市原鶴舞ICから約40分。駐車場は市営駐車場を利用できます。駐車場の利用時間は6時半から22時まで。駐車場の台数は普通車148台・大型4台。駐車場の住所は千葉県勝浦市墨名815-7( 地図

輪島朝市の営業時間と駐車場(地図)石川県輪島市

平安時代から始まったといわれる輪島朝市(わじまあさいち)。1,000年の歴史を誇り、今では輪島の名物に。現在のように毎日、市が立つようになったのは明治時代から。朝市通りと呼ばれる約360メートルの商店街に200以上の露店が並びます。

新鮮な魚介類をはじめ干物や野菜のほか民芸品や雑貨などさまざまな品物が売られています。値札のないものが多く、売り手さんと会話を楽しみながら値切りをするのも輪島朝市ならでは。雨でも営業しますが出店する露店の数が少なくなります。

輪島朝市の住所は石川県輪島市河井町朝市通り( 地図 )。営業時間は午前8時から12時まで。定休日は第2水曜日・第4水曜日・1月1日・1月2日( 輪島朝市営業日カレンダー )。電車でのアクセスは最寄駅のJR金沢駅から奥能登特急バスで輪島マリンタウン下車・徒歩約1分。

車の場合は北陸自動車道・金沢森本ICからのと里山海道・穴水ICで下車。駐車場は朝市から徒歩1分の朝市駐車場を利用。駐車場の開設時間は8時半~12時。旅金は普通車300円・マイクロバス1,000円・大型バス2000円

呼子朝市の営業時間と場所(地図)佐賀県唐津市

大正時代の初期から始まったといわれる呼子朝市(よぶこあさいち)。現在の形になったのは昭和10年頃。呼子港の東側の朝市通り(約200メートル)に50軒近くの露店が並び、新鮮な魚介類・野菜・果物・花など、さまざまな品物が売られています。

中でも人気なのは呼子の名物・ケンサキイカ。一夜干しはお土産にもおすすめです。食堂ではイカしゅうまいやイカバーガーなどのグルメ食べられます。朝市や商店街で買った品物は宅配便で送ってもらうこともできます。雨天でも中止にはなりませんが、出店するお店の数は少なくなります。

呼子朝市の住所は佐賀県唐津市呼子町呼子( 地図 )。場所は呼子港・東側の朝市通り(松浦町商店街)。営業時間は7時半から12時。定休日は元旦(1月1日)。アクセスはJR唐津駅からタクシーで約30分。バスだと唐津駅から昭和バス呼子行きに乗って呼子バス停下車・徒歩約3分。

車の場合は長崎自動車道・多久ICから約60分。駐車場は北側アーチをくぐってすぐのところに無料駐車場があります(普通車29台)。満車の場合は朝市会場から徒歩2分の市営駐車場を利用します(128台・1時間以内100円)

日本四大朝市

日本三大朝市として、勝浦朝市・輪島朝市・鳴子朝市をご紹介しましたが、日本三大朝市には諸説あり、勝浦朝市・輪島朝市と、岐阜県の飛騨高山の宮川朝市(みやがわあさいち)を日本三大朝市と呼ぶ場合もあります。また、勝浦朝市・輪島朝市・鳴子朝市・宮川朝市を日本四大朝市と呼ぶこともあります。

最後に、宮川朝市についても触れておきます。

宮川朝市の営業時間と駐車場(地図)岐阜県高山市

岐阜県高山市を流れる宮川沿い、鍛冶橋のたもとから弥生橋までの約350メートルにわたつて露店が並ぶ 宮川朝市(みやがわあさいち)。歴史は古く江戸時代から始まったという記録が残されています。現在のような朝市の形になったのは明治中頃から。

朝市のお店で売られている品物は、高山で農業を営んでいる農家の生産品が中心。飛騨ねぎや飛騨高山の伝統野菜をはじめ漬け物・はちみつ・りんご・さるぼぼなどの民芸品・餅・せんべい・味噌…。生産直売。どれも安いものばりかです。地物の人の方言を聞きながらやりとりできるのも宮川朝市の大きな魅力のひとつです。

宮川朝市の住所は岐阜県高山市下三之町( 地図 )。場所は鍛冶橋から弥生橋までの宮川沿い(上記地図を参照)。営業日は毎日。年中無休。休みはありません。営業時間は、4月から12月が7時から12時。1月から3月が8時から12時。出店しているお店の数は50軒から60軒。雨でも営業していますが、雨天や悪天候の場合はお店の数は少なくなります。

宮川朝市へのアクセスは、電車の場合は、JR高山駅から徒歩約10分。車の場合は、東海北陸自動車道・飛騨清見ICから約25分。高山市内は全地域駐車禁止になっています。車の場合は市営駐車場を利用します。駐車場の料金は、普通車30分150円・大型バス1時間1,200円
 

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