松ぼっくりツリーの名で親しまれているクリスマスツリーの作り方を写真とともに分かりやすく解説します。作り方は簡単。小学生でも作れますのでクリスマスのちょっとした飾り物におすすめです。材料と用意するものは◇松ぼっくり◇布◇綿◇グルーガンまたはボンド◇糸◇針◇ハサミ――。以下、手順を追って説明していきます。
松ぼっくりツリーの完成写真
材料と用意するもの

材料は◇松ぼっくり◇布◇綿――。そのほか、グルーガン・糸・針・ハサミを用意します。布はクリスマスツリーの飾り付けに合いそうな柄のものを数種類用意してください。グルーガンがない場合はボンドでもかまいません。

グルーガンとは、スティック状の樹脂を溶かして接着する手芸や工作用の道具のこと(上記画像)。木工ボンドに比べて短時間できれいに接着できるのが特徴です。100円ショップなどでも売っています。
松ぼっくりツリーの作り方

それでは、松ぼっくりツリーの作り方を画像とともに説明していきます。最初に「飾り」を作り、次に「飾り付け」をして完成です。難しい作業はありませんので手順どおりに進めていけば簡単に作れます。
飾りの作り方

1.布を半径35ミリから40ミリぐらいの円形に切ります。松ぼっくり1個に対して8枚から10枚ほど用意してください。布の柄は全部同じにすると飾り付けたときに見栄えが悪いので、5~6種類の柄を使うときれいな松ぼっくのクリスマスツリーになります。

2.円形に切った布の内側(2~3ミリ)をぐし縫いします。ぐし縫いとは2~3ミリ程度の幅で均等に縫っていく縫い方のこと。細かく縫っていくイメージです。

2~3ミリ幅で均等にぐし縫いするとこんな感じになります(上記画像)

3.布の裏側に綿を載せます。

4.糸を引っ張って丸く縮めます。

5.玉を作ったら糸を切ります。

上記1から5の要領で飾り付けに使う玉を8個から10個ほど作ります。
飾り付け

6.グルーガンで玉の底部に接着剤を塗ります。グルーガンがない場合は木工用ボンドを使ってください。

7.玉を松ぼっくりに埋め込んでいきます。
接着剤を付ける前に
玉を松ぼっくりに埋め込んで色合いやバランスを見たうえで接着剤を塗ることをおすすめします。
完成

8.玉を見栄えよく埋め込んだら松ぼっくりツリーの完成です。
クリスマスのちょっとした飾り付けに最適

松ぼっくりツリーはクリスマスのちょっとした飾り付けに最適。リボンを巻いたペットボトルのキャップの上に載せれば卓上のクリスマスツリーにもなります(上の写真)。アレンジの仕方はさまざま。お子様でも簡単に作れますのでクリスマスの飾り物にぜひご利用ください。