ヤマモモジャムの作り方と美味しい食べ方を写真とともに解説します。材料はヤマモモ・白砂糖・ポッカレモンまたはレモン。用意するものは保存容器。作り方は簡単。ヤマモモを水洗いして茹でる→裏ごしする→砂糖を入れて煮詰める→レモン汁を入れてさらに煮詰める→殺菌した保存瓶にヤマモモジャムを詰めて完成――。ヤマモモジャムの保存方法と簡単レシピも載せてあります。
ヤマモモジャムの材料と用意するもの
ヤマモモジャムの材料は◇ヤマモモ…200グラム(※)◇白砂糖…80グラム(ヤマモモの分量の30パーセントから50バーセント※お好みで調節)◇ポッカレモン…大さじ杯(ポッカレモンではなくレモンを使っても可。レモンを使う場合はヤマモモ200グラムだと4分の1程度)。そのほかに保存容器を用意します。(※)今回のヤマモモは、
知人にお裾分けでいただいたものなので、200グラムと、ジャムを作るには、それほど多くありません。市販のヤマモモを購入してジャムを作る場合は、500グラムとか1キロになるかと思います。その場合は本レシピを基準に砂糖やレモンの分量を調整してください。
ヤマモモジャムの作り方
市販されているヤマモモはそれほど気にする必要はありませんが、ヤマモモの木から直接、果実を採ったものや落花したヤマモモの実には、虫が入っていることがあります。とくに落ちているヤマモモの実は要注意。ヤマモモを食べるときやヤマモモのジャムを作るさいは、ヤマモモの実に虫が入っていないか、じゅうぶん注意してください。ヤマモモを水洗いする
ヤマモモを水洗いする。ヤマモモの果実は表面がぶつぶつしていて、土埃(つちぼこり)やゴミが付いていることが多いので、水を張ったボール(容器)にヤマモモを浸けて、よく水洗いしてください。ヤマモモを茹でる
ヤマモモを水洗いしたら鍋に水を張ってヤマモモを入れ、ヤマモモがやわらかくなるまで茹でます。水の分量はヤマモモがしっかり浸かる程度。ヤマモモを茹でる時間は約15分から20分。上の画像は15分間茹でたあとのヤマモモです。ヤマモモの加熱時間はヤマモモの分量や固さによって適宜調整してください。アクが出た場合はアクはすくい取ってください。ヤマモモを裏ごしする
茹でて柔らかくしたヤマモモを金網やザルに入れて、しゃもじやへらを使って裏ごしします。ヤマモモには種があります。裏ごしをしながら種も取ってください。
種をとって裏ごしをするとこんな感じになります(上の写真)
砂糖を入れて煮詰める
裏ごしをしたヤマモモのペーストを鍋に移して砂糖を入れて(中火で)煮詰めます。砂糖は白砂糖またはグラニュー糖が適しています。砂糖の分量はヤマモモの30パーセントから50バーセントを目安にお好みで加減してください。レモンを入れてさらに煮詰める
沸騰したらポッカレモンまたはレモン汁を入れて、さらに(中火で)煮詰めます。しゃもじ(またはへら)で果肉をすくってみて、果肉がしゃもじから落ちずにくっつく程度になったら火を止めます。粗熱をとる
鍋の火を止めたら粗熱をとります。殺菌した保存瓶にヤマモモジャムを詰めて完成
ヤマモモジャムが冷めたら、煮沸した瓶に詰めて、ヤマモモジャムの完成です。瓶と蓋は必ず煮沸してください。ヤマモモジャムはすぐに食べられます。