2018年11月3日・土曜日。越谷市制施行60周年記念事業ファイナルイベントに行ってきました。会場は越谷市立総合体育館前の広場と道路。天候にも恵まれ、8,000人の来場者でにぎわいました。越谷市制施行60周年記念事業ファイナルイベントの様子を写真と動画に収めてきましたので、活気あふれる会場の様子をお伝えします。
越谷市制施行60周年記念事業ファイナルイベント

2018年11月3日で市制施行30周年を迎えた越谷市では、市制施行60周年記念事業として、2017年11月5日から1年間、さまざまなイベントが開催されてきました。最後を飾ったのが越谷市制施行60周年記念事業ファイナルイベント。
会場には、総合体育館前の広場と道路には二つのステージが設けられ、フラダンスや書道パフォーマンスなどが行なわれました。またクラシックカーの展示やグルメフェスティバルと題した模擬店も出店。毎年、同会場で行なわれる越谷産業フェスティバルで大人気のこしがや鴨ネギ鍋も販売されました。
グルメフェスティバル

総合体育館前の広場に設けられたのがグルメフェスティバル会場。越谷市内で活動している団体や市内の飲食店を中心に模擬店が出店。お昼前には身動きがとれないほどの来場者でごった返しました。
野生のコーヒー|小森山商店

野生のコーヒーというキャッチコピーに目が止まって立ち寄ったのが小森山商店。エチオピア産のコーヒー豆をその場で挽いて、ご主人が一杯一杯ていねいにハンドドリップでコーヒーを淹れていました。

私が注文したのはヤルガッチャフェ。エチオピアの森で育った野生のコーヒーで、世界の中でも高品質なコーヒー豆として高い評価を得ているそうです。甘さとともに深い味わいのあるコーヒーでした。
こしがや鴨ネギ鍋

グルメフェスティバル会場の中で長い行列ができていたのが「こしがや鴨ネギ鍋」。こしがや鴨ネギ鍋は、こしがやブランドにも認定され、越谷を代表するご当地料理です。この日は1杯300円で販売されていました。
屋外ステージ

屋外ステージ会場では、フラダンスをはじめ紙芝居や歌、バンド演奏などが披露されました。上の写真はハワイアンダンス(フラ ハーラウ オ プアラニ)。華麗な衣装と優美なフラの演舞でした。
紙芝居|紙芝居師ランタマ

続いては、紙芝居師ランタマさん(大江戸ヤッサン一座)による黄金バットの紙芝居。紙芝居を使ったアンパンマンのキャラクタークイズなども行なわれ、正解した子供にはおもちゃが渡されました。黄金バットの紙芝居のあとには水あめの実演や型抜きの紹介などもありました。型抜き、懐かしいなぁ……。
歌|MK MUSIC LOVERS
絢香×コブクロの WINDING ROAD (ワインディングロード)を美しいハーモニーで歌い上げたのは MK MUSIC LOVERS 。動画に収めて YouTube にアップしましたので、ご覧ください(上の動画)。そのほかにもドリームガールズ(ミュージカル映画「ドリームガールズ」の主題歌)や映画「グレイテスト・ショーマン」の挿入曲「This is Me」(ディス・イズ・ミー)なども披露されました。
道路ステージ

総合体育館前の道路では、越谷市内で活躍している団体や個人によるダンス、合唱、書道パフォーマンス、ミュージカル、阿波踊りなどが披露されました。どれもレベルの高いパフォーマンスばかりでした。
ダンス|越ヶ谷高校女子ダンス部

躍動感あふれるダンスで見物客を魅了したのは越ヶ谷高校女子ダンス部のパフォーマンス。これぞ青春真っ只中。昭和30年代から40年代にかけて青春時代を過ごした観客からも大きな拍手がわいていました。
書道パフォーマンス|武 書道室

お稲荷様(狐)の姿で書道パフォーマンスを行なったのが「武 書道室」さん。越谷市制施行60周年を記念して書いた書は「越ヶ谷宿」(こしがやじゅく)。お稲荷様が降臨して書を奉納した、という神々しい空気に包まれました。
昔の遊び体験コーナー

広場に設けられていたのが NPO法人越谷市郷土研究会による昔の遊び体験コーナー。お手玉・けん玉・ベーゴマ・メンコ・吹き矢……。今ではなかなか体験できない昔なつかしい遊びに子供たちも夢中でした(上の写真は吹き矢)

こちらはベーゴマ。越谷市郷土研究会の会員の方がベーゴマのやり方を子供たちに教えていました。平成生まれの小学生はおそらくベーゴマを見るのも触るのも始めてでしょうねぇ……。「おっ!ベーゴマだよ。懐かしいなぁ」と言ってベーゴマに興じるお父さんたちの姿もありました。
クラシックカー展示

総合体育館と市民球場の間の道路ではクラシックカーの展示会。140台のクラシックカーが一堂に会した光景はまさに圧巻。MG-A・1600cc(英国・1958年式)・リンカーンコンチネンタル(米国・フォード社)・ダットサン211(昭和34年式)……。今は間近に見ることができなくなった国内外の名車をひと目見ようと多くの人たちでにぎわっていました。
ホープスター|軽オート三輪

こちらは国産の自動車メーカーホープ自動車の軽オート三輪「ホープスター」(1958年型)。「自動車免許で乗れる本格的な三輪トラック」「軽自動車免許で乗れて車検は要りません」などのキャッチフレーズで小型オート三輪の先駆者的な存在だったそうです。

上の写真はホープスターの運転席。60年の歴史を感じます。まだ現役で動いているというから驚き。「昔、仕事でこれに乗ってたんだよ」という80代の男性が懐かしそうにホープスターの車体をなでていました。
ファイナルイベントにふさわしい活気でした。

2017年11月5日のキックオフイベントを皮切りに1年をかけて開催されてきた越谷市制施行60周年記念事業。今回行なわれた「越谷市制施行60周年記念事業ファイナルイベント」は、まさに最後を飾る活気あふれる盛大なイベントでした。