埼玉県越谷市にある大相模地区センター・公民館で毎年2月上旬から3月上旬にかけて行なわれる「ひな人形展示」の風景を会場で撮影した写真とともにご紹介します。雛人形や吊し雛のほか珍しい御殿飾り雛(ごてんかざりびな)も見ることかできます。
大相模地区センター・公民館|ひな人形展示
2019年で9回目を迎えた大相模地区センター・公民館の恒例イベント「ひな形展示」(主催は大相模地区コミュニティ推進委員会)。2011年(平成23年)に、家庭で不要になった雛人形の寄付を呼びかけたさいに、地元住民から寄贈された雛人形が展示されています(現在は雛人形の寄付は受け付けていません)展示場所は大相模地区センター・公民館の1階入口と2階フロア。飾られている人形は14セット。1階に2セット。2階に12セット。2020年のひな人形展示は1月27日・月曜日から3月7日・土曜日まで。見学時間は同センターの開館時間中、午前8時半から午後9時半まで。
3月1日・日曜日、午前10時から「お茶会」も開かれます。定員は60名(予約制)。お茶会の申し込みは大相模地区センター・公民館まで。窓口または電話で。電話番号は 048-988-7370 。窓口業務は午前8時30分から午後5時15分までです。
展示されている雛人形|1階
1階入口には七段飾りの雛人形が2セット展示されていて、雛壇の両脇には、大相模地区コミュニティ推進委員会の女性委員のみなさんが作った布製の椿の花が飾られています。展示されている雛人形|2階フロア
2階のフロアには12セットの雛人形をはじめ吊し雛と傘飾りが展示されています。どの人形も保存状態がとてもよく、大相模地区コミュニティ推進委員会のみなさんが心を込めて、ていねいに管理している様子が伝わってきます。圧巻は正面に飾られている七段飾り(全8セット)
こちら(上の写真)はかわいい雛人形セット
お殿様とお雛様の二つの人形がペアになった親王飾り(しんのうかざり)は二組展示されています。上の写真は、吉徳大光監製・鳳凰雛(ほうほうびな)村岡紅月作。通産大臣(現・経済産業大臣)指定伝統的工芸品です。
傘飾りも展示されています。傘飾りは「ねがい雛」とも呼ばれ、子供のすこやかな成長を願って、ひとつひとつ手作りされる吊し雛のひとつです。
吊し雛も華やか。子供の幸せを願う親御さんたちの気持ちが伝わってきます。