むずむず脚症候群の治療薬を飲んだら症状がひと晩で治った。

むずむず脚症候群の症状が悪化。腰から背中にかけてのむすむずで眠れない夜が続き、慢性的な寝不足状態で仕事にも支障をきたしてきたので、神経内科で治療薬を処方してもらったところ、ひと晩でむずむず症候群が治まりました。

 

これにはビックリ。薬の力を借りたとはいえ、夜、むずむずが一回も出なくなったので朝まで熟睡できるようになって目覚めもすっきり。日中の眠気や脱力感に悩まされることもなくなりました。

むずむず脚症候群の治療薬 私が実際に飲んで効果のあった治療薬の名前や診察内容、治療方法などを紹介します。これを読めば、私と同じようにむずむず脚症候群で苦しんでいるあなたもつらい症状から解放されるかもしれません。

私のむずむず脚症候群の症状

私は現在59歳の男性ですが、私の場合は腰から背中にかけてむずむずが出ます。一度むずむずが出てしまうと、ストレッチをしようが、腰をひねろうが、何をやっても無駄。むずむずの症状が治まるまでの数時間、ただただ悶々とした時間をやり過ごします。

夜、眠りについて1時間後に出ることが多く、一度むずむずが出てしまうと、4時間は眠れません。これは正直つらかったですね。昼間はもう眠くて眠くて…。

今思うと、子供のころからむずむず脚症候群の症状が出ていました。小学生のときは授業中にむずむずが出ることが多く、通信簿に「授業中じっとしていられない」「落ち着きがない」「イスにじっと座っていられない」と書かれてしまい、そのたびに母に叱られていました。

当時は「むずむず脚症候群」という病名(正式名称はレストレッグス症候群)は一般的には知られていなかったので、私のように「落ち着きがない子供」というひとことで片づけられてしまっていたんですね。

むずむず脚症候群の一般的な症状

今でもまだまだ認知度は低く「不眠症」「末梢神経障害」「坐骨神経痛」「うつ病」「パニック障害」と診断されてしまうケースも多くみられます。長期間にわたってむずむず脚症候群による睡眠不足やストレスからうつ状態になってしまう人もいらっしゃいます。

私の場合はむずむず脚症候群の症状が出る部位は腰から背中の下部にかけてですが、ふくらはぎや太ももに出るのが一般的。そのほか、足裏・腕・腹部・肩・胸、病気が進行すると顔面などに症状が出ることもあります。

症状の出る時間帯は人によってまちまちですが、私のように寝入りばなにむずむずの症状が出ることが多いようです。遺伝するかどうかはまだ明らかにされていませんが、私の娘(24歳)も生理中に、私と同じように腰から背中にかけて、むずむず症候群が出ることが多いので、遺伝も関係しているかもしれません。

私がむずむず脚症候群を治療してもらった専門医

パンフレット 寝入りばな、毎晩、むずむず脚症候群の症状が朝方まで続く状態になっていたので、睡眠不足からくる疲れもあって仕事にも支障をきたしていたところ、むずむず脚症候群の治療薬があるということを新聞で知りました。

さっそくネットで検索してみたところ、私の家から車で15分ぐらいのところにもむずむず脚症候群を治療してくれる神経内科の専門医があることが分かり、さっそく電話で予約をして、治療をしてもらいました。

ちなみに、むずむず脚症候群の診療科は神経内科がおすすめです。睡眠専門医でも診てもらえます。内科や精神科だと治らないケースが多いようです。整体で治療を行なっている整体院もあります。漢方薬を使った改善法もあります。

整体も漢方も効果がないとはいいませんが、健康保険が効きませんので、それで治ればいいですが、治療代が高くついてしまいます。もしあなたがむずむず脚症候群で、何科を訪ねたらいいのか探しているのなら、まずは神経内科に行くことをおすすめします。

私が医者から聞いたむずむず脚症候群の原因

せっかく専門医に、むずむず脚症候群の治療をしてもらったので、診察のときに先生に、むずむず脚症候群の原因は何なのか聞いてみました。

「むずむず脚症候群の原因はまだ究明されていませんが、脳内の神経伝達物質である『ドパミン』の機能障害というのが現在いちばん有力されている説です。そのほか、人工透析・貧血・妊娠・生理・糖尿病・パーキンソン病・関節リュウマチなどが原因になっているケースも考えられます」とのこと。

要するにまだ原因がはっかり分かっていないので、そのことで、不眠症などと誤診されてしまって、睡眠薬を処方されてしまい、かえってむずむず脚症候群の症状が悪化してしまうということもあるそうです。

私が病院で処方してもらったむずむず脚症候群の治療薬と薬代

シフロール錠 診察前に待合室で行なったむずむず脚症候群のセルフチェックから現在の私の症状は「重症」と判断されたので、まずは薬を使った治療法を行なってみましょうと先生に言われました。

処方された私のむずむず脚症候群の治療薬は「ビ・シフロール錠 0.125mg」という薬です。1日1回1錠。飲むタイミングは夜、寝る前の1~2時間前。まずは一日1回1錠で様子をみて、むずむずの症状が改善されないようだったら2錠にする。

ビ・シフロール錠の副作用としては、眠気・急な眠り込み・めまい・たちくらみ・ふらつき・発熱・意識がぼーっとする・幻覚や妄想が起こる・筋肉のこわばり…などがあるので、もしシフロール錠を飲んで副作用が出たら、服用は中断して、すぐに病院に来てくださいと言われました。

むずむず脚症候群の治療代は、初診料・診察料・薬の処方箋料を合わせて、1,100円(国民健康保険なので三割自己負担分の料金)。薬局で払った「ビ・シフロール錠 0.125mg」2か月分(一日1錠)62錠の料金は、1,260円。診察料と薬代の合計は2,360円でした。

むずむず脚症候群の治療薬を飲んだらひと晩で症状が治まりました。

むずむず脚症候群の治療代 そしてその日の夜、さっそく寝る2時間前に、むずむず脚症候群の治療薬「ビ・シフロール錠 0.125mg」を1錠飲みました。

そうしたらナント、その日の夜は、むすむずの症状がまったく出ませんでした。これにはビックリ。昨日までは、一晩中、むずむずの症状で眠れなかったのに、薬を飲んだらピタッと症状が治まりました。

眠りについて朝、目が覚めるまで熟睡できたのなんて、何十年ぶりだろう。治療薬とはいえこの即効性には驚きでした。薬を飲み続けて2か月。その間、むずむず脚症候群の症状は一回も出ませんでした。

むずむずの症状で夜、目が覚めることなく熟睡できるようになったので、体の疲れもとれてきました。仕事も集中して取り組めるようになりました。

むずむず脚症候群は難病ではありません。治らない病気でもありません。現に私は、子供のころがらずっと苦しんできたむずむず脚症候群が治療薬の力を借りて治すことができました。

もしあなたが、むずむず脚症候群で夜寝られずに辛い思いをしているのなら、一度、神経内科に相談してみることをおすすめします。
 

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