板チョコを使った二種類の美味しいトリュフチョコの作り方(簡単トリュフと本格トリュフ)を画像とともに手順を追ってレシピを解説しています。ラッピングの仕方も写真付きで紹介していますのでバレンタインの手作りチョコとしても最適です。
今回ご紹介するトリュフチョコレートの調理時間は約60分、冷蔵庫で冷やす時間が約60分、2時間前後で作れます。それでは【 材料 】【 道具 】【 簡単トリュフの作り方 】【 本格トリュフの作り方 】【ラッピング 】という順番で説明していきます。
トリュフチョコの材料(用意するもの)約16個分
トリュフチョコを作る道具としては、上記の材料のほかに、秤(はかり)・包丁・まな板・泡立て器・ボウル・ゴムべら・鍋・温度計・計量カップなどを用意します。
簡単トリュフチョコの作り方(レシピ)
【01】板チョコをまな板の上に載せて包丁で細かく刻みます。【02】鍋に生クリームを入れて火にかけます。火の強さは中火。沸騰する直前まで生クリームを温めます。
【03】鍋を火から下ろし、刻んだ板チョコを入れて、トリュフチョコの基本となるガナッシュを作ります。
【04】泡立て器を使って刻んだチョコレートがなめらかなクリーム状になるまでよくかき混ぜます。チョコレートが完全に溶けているか、しっかり確認してください。ガナッシュはこれで完成です。
【05】この時点で、ガナッシュにラム酒やブランデーをお好みで入れると香りづけになります。バレンタインのプレゼントとして男性に渡す場合は味に深みが出ますのでおすすめです。
【06】ボウルに氷水を入れて、その上にガナッシュの入ったお鍋を載せ、泡立て器で静かにゆっくりかき混ぜながらガナッシュを冷まします。
【07】ガナッシュが冷めたらスプーンでお好みの大きさにすくってお皿に小分けします。そうしたらガナッシュを冷蔵庫に入れて60分ほど冷やします。
【08】冷蔵庫で60分ほど冷やしたら、お皿を取り出し、ガナッシュ手で丸め、ココアや粉糖(ふんとう)をまぶして簡単トリュフチョコの完成です。バレンタイン用にするなら茶色のココアと白い粉糖の二色を作ると彩りがよくなります。
本格トリュフチョコの作り方(レシピ)
続いて、ひと手間加えた本格トリュフチョコの作り方を解説します。ガナッシュを作るまでの手順は【01】から【08】まで同じです。【09】ビターチョコを包丁で刻んでボウルに入れ、湯煎(ゆせん)にかけ、へらでゆっくり静かにかき回しながらチョコを溶かします。
【10】チョコの温度が45度から50度になったら、氷水にあてて、チョコの温度を26度に下げます。そうしたら再び湯煎にかけて、チョコの温度を30度に上げます。この作業をテンパリングといいます。
テンパリングは必須!
この作業(テンパリング)は必ずやってください。テンパリングをしないと、本格トリュフチョコを作るときに、つややかで、きれいなコーティングができません。
【11】ビターチョコの温度を30度に上げたら、丸めたガナッシュにコーティングをします。テンパリングをすることで、このような艶やかな色が出ます。
【12】コーティングしたガナッシュが少し冷めたら、フォークの腹で、ガナッシュに角(つの)をつけていきます。角をつけない場合はこの作業は不要です。
【13】角をつけたガナッシュが冷めたら本格トリュフの完成です。
簡単に作れるトリュフチョコと、ひと手間加えて作る本格トリュフチョコ。バレンタインには、両方のトリュフチョコ作って箱の中に入れると見た目もぐっと映えますよ。
トリュフチョコのラッピングの仕方
最後に、ラッピングの仕方をご紹介します。用意する材料は、トリュフチョコを敷くアルミ箔・紙箱・ラッピング袋・リボン…など。どれも100均で売っていますので、お好みに合わせてそろえてください。まずは紙箱を使ってラッピングをする方法。トリュフチョコをアルミ箔に入れて、紙箱の中に入れます。トリュフチョコもココアや粉糖で彩りよくしておくと箱を開けたときに見映えがよくなります。
紙箱にトリュフチョコを入れたら透明のラッピング袋に入れてリボンで結びます。リボンは色によって雰囲気がガラッと変わりますので、渡す相手に合わせて色を選んでください。
紙箱を使わない方法としては、アルミ箔の上に載せたトリュフチョコをそのまま紙袋に入れるやり方が簡単です。紙袋にワンポイントでリボンを付けたり、シールを貼ったりすれば、プレゼントという印象が伝わります。
ちょっとした気持ちやお礼の意味でトリュフチョコを渡すなら紙袋を使って。バレンタインデーや誕生日祝いなどで相手に思いを伝えるのであれば紙箱を使ったラッピングがおすすめです。