今年(2023年)も熱海の中心部を流れる糸川(いとがわ)で「第13回あたみ桜 糸川桜まつり」が行なわれます。開催期間は2023年1月7日(土)から2月5日(日)まで。場所は糸川遊歩道。住所は静岡県熱海市銀座町・中央町の境。糸川桜まつり期間中は、ライトアップ・抹茶やお茶のサービス・大道芸・バンド演奏のなどのイベントも開催。以下、あたみ桜と糸川桜まつりの情報をお伝えします。
あたみ桜とは
あたみ桜は、毎年、1月上旬から2月に咲くインド原産の寒桜(かんざくら)の一種。明治4年(1871年)ごろイタリア人によって熱海にもたらされ、昭和40年(1965年)に「あたみ桜」の命名され、昭和52年(1977年)に熱海市の木に指定されました。沖縄のカンヒザクラと並んで日本でもっとも早く咲く桜として知られています。ソメイヨシノの開花期間は1週間から2週間ですが、あたみ桜は開花期間が1か月以上と長いのが特徴です。なお正式表記は「熱海桜」ではなく「あたみ桜」になります。第13回あたみ桜 糸川桜まつり開催情報
2023年「第13回あたみ桜 糸川桜まつり」の開催期間は1月7日(土)から2月5日(日)。場所は糸川遊歩道。見学は自由。糸川桜まつり期間中は毎日、あたみ桜のライトアップも楽しめます(ライトアップの時間は16時30分から23時)。「第11回あたみ桜 糸川桜まつり」の問い合わせ先は熱海市観光協会まで。電話番号は 0557-85-2222 です。土日祝日にはバンド演奏をはじめ大道芸のサーカスや猿回し、抹茶の無料サービスなどのイベントも行なわれます。イベントスケジュールやあたみ桜の開花状況などについてはあたみ観光協会の公式サイト( イベント情報 )でご確認ください。
糸川桜まつりへのアクセスと駐車場
糸川桜まつりへのアクセスはJR熱海駅から徒歩約15分。タクシーだと約5分。糸川桜まつり専用の駐車場はありません。車を駐める場合は公営駐車場や近隣の民間駐車場を利用します。土日祝日は周辺道路では交通規制が行なわれるほか駐車場も満車になることが多いので車での来場は控えたほうが無難です。交通規制の場所と時間・市営駐車場マップは熱海市観光協会公式サイト・糸川桜まつりイベント情報からダウンロードもできます。日本一早い早咲きのあたみ桜で、ひとあし早い春を感じてみてはいかがでしょうか。