2017年1月19日。行きつけの古民家カフェに、大島桜に似た可憐な花が生けられていました。今は1月。この時期に大島桜が咲いているはずがありません。お店の奥さまにうかがったところ「みちのくの初桜」と呼ばれる啓翁桜(けいおうざくら)という品種で、寒緋桜(かんひざくら)の一種だそうです。啓翁桜の生け方が素敵だったのでデジカメで撮って画像に残しました。啓翁桜の花言葉や名前の由来なども疑問に思ったので調べてみました。
啓翁桜とは|啓蒙桜の名前の由来

交配したのは、福岡県久留米市の吉永啓太郎(よしながけいたろう)氏。「啓太郎」の一文字をとって「啓翁桜」と名付けられました。「翁」(おう)とは、トシをとった男性や老人を敬って呼ぶ敬称。「啓じいちゃんが作った桜」「啓じいちゃんの桜」といった感じですね。
ちなみに啓翁桜は、啓太郎桜(けいたろうざくら)とも呼ばれています。
啓翁桜の開花時期

最近は、冬に咲く桜の花としても人気が高まっています。見頃時期は1か月間と長く、生け方にもよりますが、お正月から立春ごろまで咲き続けます。花の見頃を過ぎるころには葉桜も楽しめます。
啓翁桜の主な産地と上手な咲かせ方

啓翁桜の上手な咲かせ方は、購入したらまず根元の部分に十字の切り込みを入れて水につけてから花器に入れます。つぼみの時は一日1回ほど霧吹きで水を拭きかけます。花が咲いたら乾燥を防ぐために霧吹きで一日1回ほど水を拭きかけ、花器の水もこまめに取り替えます。花が散ったあとは葉桜としても楽しめるので、うまく管理すれば、1か月以上楽しめます。
啓翁桜の花言葉

自家焙煎のおいしいコーヒーを 越谷市の自家焙煎珈琲店 で飲みながら啓翁桜の隣で優雅な時間を過ごすことができました。

本記事に掲載した啓翁桜の写真は、行きつけの古民家カフェで、お店の許可を得て撮影したものです。著作権は撮影者である私にあります。本記事に掲載した啓翁桜の画像の無断コピーやブログなどへの転用は厳禁です。