2017年1月19日。埼玉県越谷市瓦曽根(かわらぞね)にあるレンタルスペース・ギャラリーKで行なわれていた展示会「GALA展~小さな絵とだるまmatsuri」に行ってきました。30名ほどの作家さんたちによるグループ展です。許可を得て展示会場の様子や作品を写真に収めてきました。
ギャラリーKの場所
ギャラリーKに着いたのが午後1時。私は車で行きましたが、最寄駅は、JR武蔵野線・南越谷または東武伊勢崎線・新越谷。場所は獨協医大越谷病院の近くです。ギャラリーKはビルの3階にあり、1階の入口に赤いダルマをデザインした展示会(GALA展)の案内板が出ていました。GALA展~小さな絵とだるまmatsuri
階段を上って3階へ。ドアを開けるとすぐ目の前が展示会場の入口になっています。会場の広さは20坪といったところでしょうか。落ち着いた雰囲気の空間です。今回おじゃました展示会のテーマは「小さな絵とだるまmatsuri」。30人ほどの作家さんが手がけた小さいサイズの絵画やだるまが展示されています。スタッフの女性が、ひとつひとつの作品について、ていねいに解説してくださいました。
展示会場の中央に置かれた木のテーブルの上には、40点近いだるまが展示されていました。ニワトリやミミズクなど今年(2017年)の干支である鶏をモチーフにしたダルマをはじめ、どれも個性的なものばかり。越谷は「越谷だるま」の名でだるまの生産地としても有名ですが、作家さんが手がけると、「越谷だるま」もこんなユニークな姿になってしまうんですね。
こちら(上の写真)はリスのだるまです。なんとシッポも生えています。シッポの生えただるまさんは、なかなかお目にかかかれません。だるまというよりもかわいいリスの置物といった感じですね。
壁には小さな額に入れられた絵が飾られていました。一人の作家さんではなく、二十人近い作家さんの作品が展示されているので、それぞれ個性があって、おもしろかったです。作品の下には値段も付けられていました。気に入った絵は買うこともできます。値段は1,500円から5,000円といったものが多かったです。
見覚えのある風車のある公園が描かれた絵を見つけました。越谷市の隣の町・松伏町(まつぶしまち)にある松伏記念公園です。描かれているのは紅葉の時期の松伏記念公園。ちょうど紅葉の時期に車で前を通ったことがあり、風車の風景が印象的だったのを覚えています。
ハガキサイズの額に入れられた作品は墨絵。墨絵というと色紙に描かれたり掛け軸に飾られるのをイメージしますが、こうして額に入れるとまた違った墨絵の世界が楽しめます。
陶芸とシルバーアクセサリーの作品も展示されていました。抹茶碗・小鉢・指輪・ペンダント…。どれも味わいのある作品です。
「GALA展~小さな絵とだるまmatsuri」。小さな宇宙といった空間の中で贅沢な時間を過ごすことができました。
ギャラリーKはトイレも素敵
トイレもおしゃれ。トイレ入口の壁には絵が掛けられ、男子トイレと女子トイレの入口の間には花が飾られています。センスがいいですねぇ。トイレの前も一幅の絵画を見ているような風景です。ギャラリーKの入口横はちょっとした休憩スペースになっていて、振り子時計やステンドグラスランプなどが置かれているほか、ガラスケースの中には、ネックレスやペンダントなどの小物が飾られていて、販売もしていました。
並んでいた猫の置物が可愛かったので買っちゃいました。4センチ大の小さな猫です。猫の置物作家さんが作った作品ではないそうですが、個性的な顔はハンドメイドならでは。福を呼んでくれそうなカワイイ猫ちゃんです。
ギャラリーKは、ジャンルを問わず、個展やグループ展が行なえるレンタルスペースです。展示スペースをはじめ設備・料金・時間などについては、ギャラリーKのホームページ をご覧ください。レンタルフォトスタジオも併設しています。