中村鞄のランドセルと土屋鞄のランドセル、どっちにしたらいいでしょうか? と聞かれることがありますが、中村鞄のランドセルと土屋鞄のランドセルを比較すること自体が無意味というか、比べようがありません、と、お答えせざるを得ません。理由は、グッチ(GUCCI)とヴィトン(VUITTON)のバッグ、どっちを買えばいいでしょうか? という質問と同じだからです。
中村鞄と土屋鞄のランドセルの比較は無意味
グッチもヴィトンもどちらも名だたるブランドですが、中村鞄と土屋鞄もどちらも手作りランドセル工房として、日本を代表するランドセルのブランドです。ランドセル製作に込める思い、卓越した職人さんの技術、縫製の見事さ、本革のなめし具合、強度・耐久性、背負い心地、デザインの美しさ、ランドセルの品格など、どれをとっても、土屋鞄のランドセルと中村鞄のランドセルは日本のトップクラス。背負い心地だったら土屋鞄、縫製の見事さなら中村鞄、というような比較はできません。土屋鞄と中村鞄の違いは名前ぐらいです(笑)
土屋鞄と中村鞄のランドセル、比べるなら実店舗で
土屋鞄 と 中村鞄 の本社工房は、どちらも東京都の足立区(あだちく)にあり、しかも両工房の距離は1.5キロ。歩いても20分程度ですので、一日に両方の展示ルームを見ることが可能です。そして、土屋鞄と中村鞄、両方のランドセル展示ルームを見れば見るほど、比べれば比べるほど、どっちにしようか迷います(笑)土屋鞄と中村鞄のランドセル、比べるなら背負い心地を
それじゃいったいどうしたらいいんだ? ということになりますが、土屋鞄のランドセルと中村鞄のランドセル、どっちを買うか迷ったら「第一印象」を大切にする、ということになりますね。製品の良し悪しではなく、好みの問題です。土屋鞄と中村鞄のランドセルでしたらどっちを買っても後悔することはまずありません。ただお子さまの身長や体格によって「背負い心地」は微妙に違ったりしますから、土屋鞄のランドセルを買うにしろ、中村鞄のランドセルを選ぶにしろ、必ずお子さまといっしょに本社ショールームや展示会場に出向いて、お子さまに背負わせてください。
土屋鞄のランドセルと中村鞄のランドセルを比較するのであれば、唯一「背負い心地」ということになりますね。これはお子さまに背負わせてみないと分かりません。背負い心地もどっちも同じだったらどうすればいいか? そのときは、第一印象で決めちゃいましょう。そうなったら最終的には好みの問題になってくるので。
バッグだったら「買ってくれるんだったらグッチとヴィトン、両方欲しいなぁ♪」っておねだりもできますが(笑)ランドセルの場合は「買ってくれるんだったら土屋鞄のランドセルと中村鞄のランドセル、両方ほしいなぁ♪」ってお子さまに言われても二つ買うわけにはいきません。
バッグなら、本命の彼とデートをするときはルイヴィトンのバッグ、合コンのときはグッチのバッグなんて使い分けることもできますが、ランドセルの場合は、月水金は土屋鞄のランドセルで登校して、火木土は中村鞄のランドセルで登校する、なんてことはできませんしね。