酢ごぼう酢の作り方と食べ方を写真とともに解説します。材料は、ゴボウと黒酢。用意するものは保存容器。作り方は簡単。水洗いしたゴボウを切って→麺棒(めんぼう)などで叩いたら→保存容器に入れて→黒酢を注いで→2週間漬け置きしたらできあがり。保存期間は常温で約1か月。便秘解消や高血糖の改善などさまざまな健康効果も期待できます。
酢ごぼうの材料と用意するもの
酢ごぼうの材料は◇ゴボウ1~2本(200グラム~400グラム)◇黒酢…200ミリリットル~400ミリリットル。そのほかに保存容器を用意します。酢ごぼうの作り方
酢ごぼうでは黒酢を使います。穀物酢や米酢などでもかまいませんが、黒酢は他の食酢と比べると必須アミノ酸を多く含むほか、抗酸化作用も強いので、生活習慣病の予防や美肌効果を期待するのであれば、黒酢がおすすめです。黒酢は他の食酢と比べると、鼻につんとくる刺激臭も少ないので、酢ごぼうにしたときに食べやすくなります。水洗いしたゴボウを切る
ゴボウを水洗いして土を落としたら包丁で 3~4 センチ程度に切ります。ゴボウの土を落とすときは、たわしで水洗いするか、包丁の背でゴボウをこするように水洗いすると、ラクに土が落せます。ゴボウを叩く
切ったゴボウをまな板の上に載せ、麺棒(めんぼう)などで叩きます。叩いたときにゴボウが飛び散って叩きにくい場合は、ポリ袋などにゴボウを入れて叩くとゴボウが飛び散りません。こんな感じ(上の写真)になるまで叩いてください。
保存容器にゴボウを入れる
叩いたゴボウを保存容器に入れます。保存容器は煮沸してから使ってください。黒酢を加える
保存容器にゴボウを入れたら黒酢を加えます。黒酢はゴボウ全体がひたる程度を目安に注いでください。
2週間漬け置く
保存容器のフタをしたら冷暗所(室内の温度が高くなりすぎない場所)で漬け置きます。漬け置く期間は 2週間。上の写真は 1週間漬け置いた酢ごぼう。ゴボウに黒酢が少し染みはじめています。
酢ごぼうの完成
2週間漬け置いたら酢ごぼうの完成です。上の写真は2週間漬け置いた酢ごぼう。黒酢がゴボウにしっかり染みこんでいます。酢ごぼうの食べ方
酢ごぼうは小皿に入れてそのまま食べます。漬け酢も必ず飲んでください。ゴボウの成分が黒酢に溶け込んでいますので。漬け酢が酸っぱくて飲みにくいというかたは、水で薄めて飲んだり、味噌汁を飲む直前に漬け酢を入れて飲むと飲みやすくなります。漬け酢を炭酸水で割っても飲むのもおすすめです。酢ごぼうは、サラダや和え物に加えたり、お茶漬けに入れたり、納豆やキムチに混ぜたりしても美味しくいただけます。酢ごぼうをそのまま食べるときに、一味唐辛子や七味唐辛子をお好みでかけるのもおすすめです。