政府の布マスク配布に便乗して、一方的にマスクを送りつけ、代金を請求するマスク送りつけ商法が横行していることを受けて、町内会に注意喚起を促すために「市内でマスク送りつけ商法が発生。要注意！」というお知らせ文を作成。回覧板で回しました。回覧板で回した注意喚起のお知らせ文面をご紹介します。
マスク送りつけ商法の注意喚起｜回覧板の文面
2020年4月16日
赤山町三丁目町内会
防犯担当 大久保
赤山町三丁目町内会
防犯担当 大久保
市内でマスク送りつけ商法が発生。要注意！
4月15日、政府のマスク全戸配布に便乗し、マスクを送り付けて代金を請求する悪質商法が、越谷市内で発生しました。注文した覚えのないマスクが送られてきたことを不審に思った家主が越谷市に相談したところ「送りつけ商法」であることが発覚しました。
代金を請求する書類は入っていなかったとのことですが、後日、電話や手紙などで代金や送料などを請求されることも予想されます。もしあなたのお宅に同様の不審なマスクが届いたら、あわてずに、以下のことに注意してください。
◇ご自身が注文した商品であるか品名と送り主を確認する。◇ご家族の誰かが注文した商品かどうか確認する。◇身に覚えがなければ受け取らない。◇身に覚えがなければ使わない。◇あわてて相手先に連絡したり代金を支払ってはいけない――。
政府が各世帯に2枚ずつ配布する布製マスクは、お知らせ文といっしょに透明の袋に包んで送られてきます。送料や手数料は必要ありません。
身に覚えのないマスクが届いた場合は、絶対に相手先に連絡をしたり、代金を払ったりしてはいけません。もし受け取ってしまったときは、使わずにそのまま二週間保管してください。一方的に送りつけてきた商品は、たとえ受け取ったとしても売買契約はまだ成立していません。届いた日から14日間が過ぎれば自由に処分してかまわないという特定商取引に関する法律が適応されます。
「不要な場合は送料元払いでお返しください」などと書かれていても返送しないこと。そのまま無視して二週間たったら処分してかまいません。新型コロナウイルス感染症に便乗した身に覚えのないマスクなどの商品の送りつけにはじゅうぶん注意してください。
もし不安を感じたり、対処に困った場合は下記の消費生活センターに相談してください。
■越谷市立消費生活センター（電話番号）048-965-8886
■（平日）9時30分～15時30分（昼休み）12時～13時
■受付は月～金、土日祝日は休み
注意事項
上記の注意喚起のお知らせ文面は回覧板で回したものと同じですが、町内会名と担当者名は変更してあります（実名ではありません）。用紙のサイズは A4 。文章は町内会や自治会の回覧板で回すさいの雛形としてお使いいただいてかまいませんが、コピペしてブログなどに無断転載することは禁じます。また消費生活センターは全国都道府県別にありますので、お近くの 消費生活センター の情報に差し替えてください。［関連記事］10万円給付金の詐欺電話に注意｜回覧板の文面
マスク送りつけ商法の注意勧告｜高齢者世帯宛
また、自治会内の高齢者夫婦世帯と一人暮らしの高齢者世帯については、回覧板とは別の文章を作成（上の画像）。作成したお知らせ文の文面は下に載せてあります。防犯担当の役員と会長が個別に各家庭を訪問して、高齢者世帯への注意喚起のお知らせ文を手渡し、新型コロナウイルス感染症に便乗したマスクの送りつけ商法などの被害が市内で発生していることを伝え、注意を促しました。万一のために防犯担当者の氏名と電話番号、自治会長の名前と電話番号も明記しておきました。
先日、回覧板でお知らせしましたが、政府のマスク全戸配布に便乗し、マスクを送り付けて代金を請求する悪質商法（マスク送りつけ商法）が、越谷市内で発生しました。
政府から送られてくる布製のマスクは上の写真のように、透明の袋に包まれて、お知らせ文といっしょに届きます。送料や手数料は必要ありません。
上の写真とは違うマスクが万一、あなたのお宅に届いたときは、あわてずに、開封せず、当自治会（赤山町三丁目町内会）防犯担当・大久保、または町内会長・佐々木まで、ご連絡ください。適切な対処法をご案内します。けっして相手先に連絡してはいけません。
防犯担当・大久保（電話番号）048-000-0000
自治会長・佐々木（電話番号）048-000-0000
2020年4月21日
