酢しょうがの作り方と酢生姜を使ったドレッシングの作り方

酢しょうがの作り方と酢生姜を使ったドレッシングの作り方を写真とともに解説します。酢しょうがの材料はショウガとお酢だけ。皮付きのショウガをスライスして保存容器に入れ、お酢を加えて2~3日冷蔵保存したらできあがり。そのまま食べても料理に使っても美味しくいただけます。応用レシピのひとつとして酢生姜にゴマ油としょう油を加えたドレッシングの作り方もご紹介します。

 

酢しょうがの材料

材料 酢しょうがの材料は◇ショウガ…1個(約200グラム)◇酢…250ml――。お酢は、リンゴ酢・米酢・穀物酢など、お好みのものを使ってください。甘みを加えたい場合はハチミツまたは砂糖を少々。そのほかに密封容器を用意します。

酢しょうがの作り方

ショウガ ショウガを皮付きのまま水洗いします。ショウガはよく洗ってください。

スライスした生姜 よく水洗いしたショウガを皮付きのまま薄くスライスします。ショウガの皮には薬効成分がたっぷり含まれているので、皮をむかずに皮ごと使うことをオススメします。

お酢 スライスした生姜を保存容器に入れ、お酢を加えます。お酢は生姜が全体的にたっぷりひたるまで注いでください。甘みを加えたい場合は、ハチミツまたは砂糖をお好みで入れてください。保存容器は使う前に必ず煮沸消毒してください。

密封容器 密封容器に蓋(ふた)をしたら冷蔵庫または冷暗所で二、三日保存すれば酢しょうがの完成です。そのまま食べても料理に入れても美味しくいただけます。

上の写真は作った五日後の酢しょうがです。冷蔵庫で保存。ショウガがお酢をたっぷり吸っていて、お酢には生姜の薬効成分がしみ出しています。お酢も捨てずに利用してください。料理に加えると味にコクが出ます。そのまま飲んでもOK。

スライス以外でも酢しょうがは作れます。

今回はスライスした生姜を使った酢しょうがの作り方をご紹介しましたが、みじん切りやすりおろしたショウガを使って作ることもできます。辛みが好きなかたはすりおろした生姜を使うのがおすすめ。生姜はすりおろすと辛みが出ますので。みじん切りやスライスした生姜を電子レンジで3~4分加熱してからお酢を加えるとショウガの薬効成分がより引き出されます。
 
酢しょうがの保存期間は?
ガラスやプラスチック製の蓋付き密封容器に入れて冷蔵庫で保存すれば二週間ほど日持ちします。冬の時期でしたら保存場所は冷暗所でも大丈夫ですが、すりおろした生姜を使った場合は冷蔵庫で保存してください。保存容器は使う前に必ず煮沸消毒を行なってください。

酢しょうがの成分と効果

酢しょうが(スライス) ショウガの辛み成分のジンゲロールには血行促進や免疫力を高める効果があります。ショウガを加熱するとジンゲロールはショウガオールとシンゲロンという成分に変化し、血流促進や免疫力アップの効果がさらに高まり、新陳代謝が促進されます。酢しょうがに使うお酢には、疲労回復・内臓脂肪の減少・血糖値の抑制・血液をサラサラにするなどの効果があります。酢しょうがを毎日の食生活にとりいれることで健康効果が期待できます。

酢しょうがを使ったドレッシングの作り方

酢しょうがを使ったドレッシングの作り方をご紹介します。材料は◇酢しょうが◇ゴマ油◇しょう油◇砂糖――。作り方は簡単。酢しょうがのショウガをみじん切りにして、お酢にゴマ油としょう油と砂糖を適量加えるだけ。風味のあるドレッシングになります。

酢しょうがドレッシングを使ったアレンジレシピ(2品)

大根とワカメの酢しょうがサラダ 酢しょうがドレッシングを使ったアレンジレシピを二品ご紹介します。まずは、大根とワカメの酢しょうがサラダ。材料は◇酢しょうがドレッシング◇ダイコン◇ワカメ。作り方…ダイコンを千切りにする→ダイコンにワカメを載せて皿に盛る→酢しょうがドレッシングをかけてできあがり。食物繊維たっぷりのサラダです。

キュウリの酢しょうが即席漬け 続いては、キュウリの酢しょうが即席漬け。材料は◇酢生姜ドレッシング◇きゅうり◇にんじん◇タカノツメ。◇塩◇中華だし――。作り方…キュウリを乱切りにする→ニンジンを千切りにする→キュウリとニンジンを塩で軽くもむ→手で絞って水分をとる→ビニール袋に酢生姜ドレッシングを入れる→中華だしを加える→タカノツメを加える→キュウリとニンジンを入れる→軽く絞って冷蔵庫で半日ほど漬け込んだらできあがり。ピリ辛の風味豊かな即席漬けです。
 

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