帯状疱疹に感染。初期症状の痛みやかゆみはなかった<太ももの写真>

59歳男性です。2015年10月9日に左足太もも裏にやや盛り上がった赤い斑点があらわれ日増しに数が増え三日後の10月12日に皮膚科に行って帯状疱疹(たいじょうほうしん)と診断されました。初期症状のチクチクした痛みはなかったので感染に気がつきませんでした。帯状疱疹を発症した太ももの写真とともに初期治療までの経緯をお話しします。

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赤い斑点(左足太もも)

入浴中に左足太もも裏に赤い斑点を発見

2015年10月9日(木)。夜、9時半過ぎ、入浴中にお風呂の中で何気に左足の太ももの裏を触ったら、やや盛り上がった(一円玉よりやや小さい)斑点が二つできているのに気がつきました。痛みや痒みはありません。蕁麻疹かな? 鏡で見たら赤い斑点でした。

気になって、反対の右足太ももの裏も触ってみましたが、右太もも裏には斑点は出ていませんでした。念のために腿の内側や外側、左右の足や足首、お腹や腕、首や顔など、全身を触ってみましたが、発疹(斑点)が出ているのは左足の太ももの裏だけでした。

痛くないし、痒くもないので、何かにかぶれたのかもしれないな、ということでその夜は、赤い斑点にオロナイン軟膏を塗って寝ました。

左足太もも裏の赤い斑点が日増しに増えてきた。痛みや痒みはなし

帯状疱疹の写真(左足太もも)

翌日、10月10日(金)。左足太もも裏の赤い斑点の数が帯状に増えているのに気がつきました。昨晩お風呂の中で確認したときは二箇所でしたが今日は六箇所に増えています。斑点も赤みを増して昨日より盛り上がっている感じです。なんか様子が変だな。蕁麻疹(じんましん)でもなさそうだし。

一円玉大の赤い斑点や小さい赤い発疹が出ているのは左足の太もも裏だけ。痛いとか痒いとか自覚症状があるわけではなく、見える場所ではないので、気にはならないんだけど、お風呂に入って手で触っちゃうと、やっぱり気になってしまいます。ちょっと気持悪い。

オロナイン軟膏を塗っても治る様子はないし、皮膚病かな。もし皮膚病だったら家族にうつるとたいへんだな。ネットで「赤い斑点太もも」「赤い斑点かゆみなし」「赤い斑点かゆくない」とかで検索してみてもそれらしい症状の病気は見当たりません。

増え続ける赤い斑点にみずぶくれも出てきた。皮膚科へ行く。

太ももの赤い斑点

10月11日(土)。左足太ももに赤い斑点ができて三日目。数も一気に増えて左足の太もも全体に帯状に広がってしまいました。お尻の下の部分にも赤い斑点ができています。水ぶくれになっている箇所もあります。痛みはありませんが、少し、ピリピリするというか、チクチクするというか、そんな感触も出てきました。市販薬のオロナイン軟膏で手に負えるような症状とは明らかに異なります。

今日は土曜日、明日は日曜日。自宅の近くの皮膚科は土日祭日は休診。車で10分の場所に、土日祭日も診察している病院に皮膚科もあるのを思い出し、電話で問い合わせたところ予約制とのこと。明日なら予約がとれますとのことだったので、朝いちばんの9時半に予約を入れてもらって、診察をしてもらうことにしました。

帯状疱疹と診断された。初期症状の痛みがなかったから気がつかなかった。

皮膚科の診察室

10月12日(日)。朝起きて鏡を見たら左足太もも裏の赤い斑点の数と盛り上がり方が尋常ではありません。水ぶくれになっている斑点も目立ってきました。太もも裏全体がピリピリとしびれる感じがします。

9時半に病院の皮膚科へ。日曜日も診察してくれるのはありがたいですね。予約時間の10分前に名前を呼ばれて診察室へ。30代後半から40代前半ぐらいのやさしそうな男性の医師です。隣は20代と思われる女性の看護師さん。

ズボンをずらして、パンツをまくり、左足の太ももとおしりを先生と女性の看護師さんに見せました。若い女性の看護師さんだったからちょっと恥ずかしかった(笑)。先生が「あ~、これは帯状疱疹ですね。こんなになってちゃ、かなり痛いでしょ?」

「痛くも痒くもないんですよ」と先生に伝えたところ、一般的には帯状疱疹の症状は、赤い発疹が出る前に、初期症状として、皮膚がピリピリしたり、神経痛などの痛みを伴うことが多いんですよ、と言われました。

皮膚のピリビリ感や違和感が数日続いたあと、赤い発疹ができはじめて、帯状疱疹と分かるそうです。なるほど、私の場合は、痛みや痒みなどの自覚症状(帯状疱疹の初期症状)がなかったから、帯状疱疹だと気がつかなかったんですね。

先生の話によると、帯状疱疹だからといってすべて初期症状のしびれや神経の痛みが出るとはかぎらないとのこと。糖尿病などの合併症で神経障害を起こしている場合なども帯状疱疹の初期症状のしびれる感じや神経の痛みなどを感じないことがあるそうです。

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帯状疱疹の症状の経過と画像

帯状疱疹の薬

帯状疱疹の治療は薬が基本なので、ウィルスによる感染症を治療する飲み薬と痛み止めの飲み薬を一週間分、処方してもらいました。感染症を治療する飲み薬は抗生物質なので一日三回を三日分。必ず飲みきってくださいと言われました。塗り薬は処方されませんでした。帯状疱疹についてのガイドブックも渡されました。

ちなみに帯状疱疹は他の人にうつることはありません。接触感染の心配もありません。体内に潜んでいたヘルペスウィルスの一種である水痘(すいとう)帯状疱疹ウィルスが原因で発症するので、水疱瘡(みずぼうそう)にかかったことのない乳幼児には感染する可能性があります。

その後の私の帯状疱疹の症状は経過ですが、盛り上がった赤い斑点は、水ぶくれになり、水ぶくれが潰れて、ただれたような潰瘍になって、そのあと、黒いかさぶたになって、少しずつ赤い斑点が薄くなっていきました。

帯状疱疹の初期症状
帯状疱疹発症直後(2015年10月11日)

帯状疱疹の発疹痕(3か月後)
3か月後(2016年1月12日)

帯状疱疹の発疹痕(4か月後)
4か月後(2016年2月13日)

帯状疱疹の発疹痕(6か月後)
6か月後(2016年4月14日)

帯状疱疹の発疹痕(9か月後)
9か月後(2016年7月23日)

帯状疱疹の発疹痕(1年7か月後)
1年7か月後(2017年5月23日)

皮膚科に通ったのは毎週1回。合計4回。通院期間は一か月。帯状疱疹の発疹の痕(あと)は、9か月たった今でも完全には消えていません。上の5枚の写真は、1枚目は帯状疱疹が発症した直後で、2枚目の写真は3か月後、3枚目は4か月後、4枚目は6か月後の発疹痕の写真です。5枚目は9か月後の写真です。9か月たって発疹の痕はほとんどなくなりましたが、発症時、潰瘍になっていたところは黒く残ってしまっています。もしかしたら潰瘍の痕は消えないのかもしれません。

1年7か月後の2017年5月23日に撮影したのが6枚目(最後)の写真です。消えないと思っていた潰瘍の痕もほとんど消えています。

帯状疱疹の治療内容などについては以下の記事で詳しくお話ししています。
 
 帯状疱疹の治療で皮膚科に通院。塗り薬と飲み薬で完治<経過の画像>
 

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