医療費控除は年末調整ではなく確定申告で行ないます。

12月に近づくと年末調整の時期がやってきます。会社員時代、総務を担当していたので、年末調整の時期は忙しかった。従業員の管理と給与計算は「弥生給与」(弥生株式会社)という会計ソフトを使っていましたが、電卓やソロバンを使っていた時代は、年末調整の時期は、連日、残業だったんじゃないかな。それはさておき――

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医療費控除の申告手続きは会社でやってくれる?

医療費控除の関係資料 年末調整の時期に、社員から問い合わせが多かったのが「医療費控除」。中でも次の二つの質問が大半でした。「自分の医療費が今年は10万円を超えたので(年末調整で)医療費控除の手続きをお願いします」「同居している両親の今年の医療費が10万円を超えました。両親の医療費は私が負担しているので(私の)医療費控除の手続きを(会社が)やっていただけますか?」

どちらも「医療費控除は会社がやってくれる」と思っているんですね。前者は、医療費控除は年末調整の中で処理してもらえる、という勘違い。後者は、医療費控除は年末調整とは別に行なうということは知っているんですが、医療費控除の手続きは会社が行なってくれる、という勘違い。

医療費控除の申告手続きは自分で行ないます。

医療費控除の申告書(記載例) 医療費控除の申告は会社がやるのではなく、本人が申告期間中に税務署に出向いて、または、e-tax を利用して、本人がやるものです。だから会社はノータッチ。医療費控除については自分で調べて申告してちょうだいね、とも言えず。

「医療費控除の手続きはどうすればいいんでしょうか?」と、相談してきた社員のために「医療費控除の手続きの仕方」という社内配布用の資料(A4サイズで8ページ)をワードで作りました。

資料では、

・医療費控除を受けられる場合
・申告の流れ
・必要書類
・申告期間
・申告方法

などの解説をして、

税務署で医療費控除のパンフレット(医療費控除を受けられる方へ)・記載例・必要書類一式を10組ほどもらってきて、資料といっしょに渡してあげていました。今思うとずいぶん面倒見がよかったですね(笑)

医療費控除に必要な書類|会社員

医療費控除に必要な用紙 ちなみに会社員の場合、医療費控除に必要な書類は次のとおりです。

□ 給与所得の源泉徴収票
□ 申告書A
□ 医療費控除の明細書
□ 証明書(医師の証明が必要な場合のみ)

■ 医療費の領収書の提出は不要ですが自宅で5年間保存

医療費控除の申告期間|2018年分(平成30年分)

医療費控除の手続きは確定申告で行ないます。申告期間は、1月上旬から確定申告の最終日まで。2018年分(平成30年分)の医療費控除の申告期間は、2019年1月4日(金)から3月15日(金)までです。
 

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