古河桃まつりの見頃を迎えた花桃の画像とイベント会場の風景

茨城県を代表するお花見スポットとして毎年人気を集めている古河総合公園(古河公方公園)で行なわれる古河桃まつり。五種類・1,500本の花桃が会場内をピンク色に彩ります。現地で取材をして撮影した花桃の画像やイベントなど古河桃まつり会場の風景を写真とともにお伝えします。トイレや駐車場の場所、会場への行き方などの情報も載せてあります。

 

古河桃まつり

花桃(古河桃まつり) 茨城の春の花といえば桃。古河市では毎年三月下旬から四月上旬までの期間、古河総合公園(古河公方公園=こがくぼうこうえん)で「古河桃まつり」が行なわれます。

公園内一面に広がるのは、江戸時代、古河藩主の土井利勝(どいとしかつ)が植えさせたことに由来する春景色。五種類の花桃、菊桃(きくもも)矢口(やぐち)源平(げんぺい)寿星桃(じゅせいとう)寒白(かんぱく)約1,500本が園内を彩り、花見客を文字どおりの桃源郷へと誘います。

桃まつり期間中、模擬店が出店するほか地元特産品の販売、野点茶会、歌謡ショー、大道芸、熱気球体験搭乗など、さまざまなイベントが催され、園内では古河桃むすめが出迎えてくれます。また、JR古河駅から臨時バスも運行されます。

古河桃まつり|開催情報

古河桃むすめ [名称] 第47回 古河桃まつり
[日時] 2023年3月18日(土)~4月2日(日)
[会場] 古河公方公園(古河総合公園)茨城県古河市鴻巣399-1
[料金] 入園無料・駐車場は有料(一日500円)
[行事] 模擬店・ステージイベント・野点・特産品販売…他
[問合] 古河市観光協会(電話番号)0280-23-1266
[備考] 詳細は 古河桃まつり公式サイト で要確認

古河桃まつり会場の風景|2019年

古河桃まつり会場 古河桃まつり会場に着いたのが午後12時半。花桃が見頃を迎えていたので、平日(金曜日)でしたが、かなりの来場者でにぎわっていました。

古河桃まつり本部 本部で会場マップとイベントスケジュールなどが載っているパンフレットをいただき、見どころや見頃を迎えている花桃の種類などを教えてもらいました。

古河桃むすめ 本部前では着物姿の古河桃むすめが出迎えてくれました。出迎えてくれたのは、平成31年 古河桃むすめの猪瀬侑花(いのせ ゆうか)さんです(上の写真)

おみやげ処 おみやげ処では、古河の特産品が売られていました。地酒(青木酒造)お茶の詰め放題(関善)鮒の甘露煮(野村甘露煮店・ぬた屋)……。

甘酒 青木酒造のブースで、造り酒屋の大吟醸甘酒を購入。1杯200円。酒粕で作った甘酒をいただくのは久しぶり。今日の古河市の気温は 8度と低かったので、甘酒が冷えた体を温めてくれました。

大道芸(スプレーアート) 芝生広場のサブステージではスプレーアートのパフォーマンスが行なわれていました。どんな絵ができあがるのか、見物客は興味津々。

遊具広場 遊具広場では子供たちに人気の大型遊具・ふわふわドームやガチャガチャが楽しめます。ふわふわドームは一人10分間200円

模擬店(芝生広場) 芝生広場では模擬店が30店近く出店。桃太巻き・鶏皮鉄板焼き・餃子・天丼・焼きそば・唐揚げ・赤飯・そば・うどん・イカ焼き・串焼き・肉巻おにぎりドッグ・天然酵母の揚げパン……。地元の人気店がフースを出しています。

餃子の丸満 中でも人気があったのが餃子の丸満。昭和39年(1964年)創業の餃子専門店です。

丸満餃子 丸満餃子で焼餃子を購入。一人前500円(8個入)タレ付き。餃子というよりもたこ焼きのような丸い形ともっちりした皮が特徴。外はカリカリで中はもっちり。具材の白菜がこれまた美味。

歌謡ショー メインステージでは歌謡ショーが行なわれていました。本日はオールスター演歌歌謡ショー。メインステージでは桃まつり期間中、毎日、歌謡ショーをはじめ和太鼓演舞・大道芸・バンド演奏・ダンス・ビンゴ大会などが催されます。

野点 会場内では野点も楽しめます。お抹茶(手作り和菓子付き)500円。作法は気にせず、桃の花を愛でながら和菓子と抹茶が楽しめます。

羽を広げたクジャク(孔雀小屋) クジャク小屋の前を通ったとき、クジャクが羽を広げてくれました。

 

見頃を迎えた花桃の画像

古河公方公園(古河総合公園)の桃林 古河桃まつりの会場・古河公方公園(古河総合公園)の桃林には約1,500本の花桃が植えられています。品種は 5種類。矢口・寒白・源平・菊桃・寿星桃。取材に訪れた日は3月下旬(3月29日)。矢口と寒白が満開。源平も見頃を迎え始めていました。

矢口

花桃(矢口) 矢口(花桃) 桃林に植えられている 8割・約1,200本が矢口。見頃は3月下旬。桃色の八重咲きの花は桃まつりの主役です。

寒白

寒白(花桃) こちら(上の写真)は寒白。見頃は3月下旬。透きとおるような純白の八重咲きの花は大島桜にも似ています。

源平

花桃(源平) 源平花桃 一本の木に赤花、白花、紅白の絞りの3色の花を咲かせる源平。花は八重咲き。見頃は4月初旬。源平合戦における旗の色、源氏(白旗)・平家(赤旗)にちなんで源平の名が付けられました。

菜の花も見頃でした。

菜の花 園内には菜の花も植えられています。菜の花の黄色と花桃のピンクのコントラストもまた絵になります。

トイレ

トイレ トイレは園内に2箇所あります。トイレは男女別。水洗です。

多目的トイレ 多目的トイレも併設されています。

簡易トイレ 桃まつり期間中、男女別の簡易トイレが園内に3箇所、駐車場に2箇所設置されています。

授乳・オムツ替え用テント

授乳・オムツ替え用テント トイレの裏手には授乳・オムツ替え用テントも備えられています。

駐車場の場所と駐車料金

古河桃まつりの駐車場 駐車場は 4箇所あります。普通車(約700台)大型バス(約20台)。入退場については交通誘導員の指示に従ってください。古河桃まつり期間中は公園の駐車場は有料です。普通車500円。大型車2,000円。二輪車は無料。料金は後払い。※2022年は古河桃まつりは中止になりましたので、駐車料金は無料です。

なお古河桃まつり期間中、とくに見ごろを迎えた土曜日・日曜日は周辺道路も混み合うほか、駐車場も満車になることが多いです。なお近隣にある古河市役所や古河市サッカー場駐車場など7箇所の駐車場が土日祝日に臨時駐車場として無料で解放されます。

古河桃まつり会場へのアクセス

古河桃まつり会場

桃まつり会場(古河公方公園)へのアクセス…電車では、JR古河駅から臨時シャトルバスで約10分。臨時シャトルバスの料金は片道(大人)180円(小人・小学生まで)90円。臨時バスの運行は古河桃まつり開催期間中。車では、東北自動車道・館林インターチェンジまたは久喜インターチェンジから約30分です。

古河公方公園(古河総合公園)の住所は 〒306-0041 茨城県古河市鴻巣399-1(地図)。桃まつりに関する問い合わせ先は古河市観光協会。電話番号は 0280-23-1266 です。

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