洗濯ばさみを使った猫クリップの作り方を二回(前半・後半)に分けて解説しています。一回目(前半)は、準備・型紙の作り方から胴体・顔・尻尾の作り方。二回目の今回(後半)は、胴体と顔に綿を詰める作業と、目・鼻・鈴・リボンを付けて完成させるまでの手順を写真とともに説明します。猫クリップは、小学生のかたでも半日から一日あれば作れますので、夏休みの家庭科の宿題にもうってつけです。
材料や型紙などは前半の記事で解説
猫クリップの材料と用意するものや型紙の作り方、胴体・顔・尻尾の作り方は別記事【 猫クリップの作り方<前半> 】で解説していますので、そちらをご覧ください。胴体と顔に綿を詰める
それでは猫クリップの胴体と顔の部分に綿を詰める作業について解説していきます。まず、猫クリップの胴体と顔の部分に綿を詰める前に、胴体部分の後ろ足のところから洗濯ばさみを入れます(上記画像の黄色い丸印を参照)胴体部分に洗濯ばさみを入れるとこんな感じになります。洗濯ばさみは前足部分の先までしっかり入れてください(上記画像の黄色い丸印を参照)
ラッピング用のポップタイまたは針金を尻尾(しっぽ)の部分に入れます。尻尾の先までしっかり入れてください。
そうしましたら猫クリップの胴体部分に綿を入れていきます。
胴体の後ろ足部分に綿を入れて割り箸で綿を詰めていきます。まず前足の先までしっかり綿を詰めてから胴体に綿を詰めてください。後ろ足には綿は入れません。
ねこクリップの胴体部分と前足の部分に綿を詰めるとこんな感じになります。前足の先までしっかり綿を詰めてください。
次に、顔の部分に割り箸で綿を詰めていきます。両耳の先までしっかり綿を詰めてください。
猫クリップの胴体部分と顔の部分に綿を詰め終わりました。
糸で縫いつける
そうしましたら胴体部分の後ろ足の間を糸で縫いつけます。次に顔の下の部分を糸で縫いつけます。
後ろ足の部分と顔の下の部分を糸で縫いつけると、こんな感じになります(上の画像)。
猫クリップの胴体と顔に綿を詰めて、綿を入れた箇所を糸で縫いつけました。尻尾の部分には綿は詰めません。綿詰めの作業はこれで終了です。このあと、顔に目と鼻を付けて、鈴とリボンを付けたら完成です。
目・鼻・鈴・リボンを付けて完成させる
それでは、猫クリップの目と鼻を作って、鈴とリボンを付けて完成させる仕上げの作業を説明していきます。まず、猫クリップの目にする黒いビーズ(2個)と鼻にする赤いビーズ(1個)を用意します。目を作る
猫クリップの顔の部分に濃いめの鉛筆で、両目と鼻の位置に印を付けます。布が破れない程度に強めに印を付けてください。そうしましたら針に黒い糸を通して、顔の後ろ(後頭部)から針を刺して目の位置から針を出します。
針の先から黒いビーズを入れたら黒いビーズと顔を縫い付けます。
左目と右目、両方同じように顔に縫い付けます。
鼻を作る
次に、赤いビーズで猫クリップの鼻を作ります。糸の通し方と縫い方は目と同じ。顔と胴体を縫いつける
猫クリップの顔ができたら顔を胴体の前足部分の付け根に合わせます。顔と胴体を縫いつけます(上記画像参照)
顔と胴体を縫いつけるとこんな感じになります。
尻尾を作る
猫クリップの後ろ足の付け根に尻尾(しっぽ)を縫い付けます。猫クリップの尻尾を付け終わるとこんな感じになります。尻尾は少し丸めるとかわいくなります(上記画像参照)
鈴を付ける
猫クリップに付ける鈴を1個用意します。鈴の大きさは6ミリ前後。鈴に糸を通して首の部分に巻きつけます。首から糸がはみ出して見えないように少しきつめに巻いてください。
リボンを付ける
耳に付けるリボンを用意します。リボンの色はピンク・赤・水色など、好きな色を使ってください。リボンを作ります。
リボンに布用ボンドを付けて耳の下にくっつけます。リボンは左耳・右耳、どちらにつけてもかまいません。
リボンは縫い付けるよりもボンドを使ったほうが簡単です。
猫クリップの完成
リボンを付けたら猫クリップの完成です。猫クリップの後ろ足をつまんで前足部分が開くかどうか確認してください。
猫クリップの使い方
猫クリップの使い方はさまざま。メモをはさんでもいいですね。猫クリップでお菓子の袋の口を閉じてもかわいいですよ。
アレンジしてうさぎクリップも作れます
猫クリップと同じように、うさぎクリップも作れます。うさぎクリップの作り方は猫クリップと同じ。耳を長くして、口の部分をバッテンに縫い付ければ、ミッフィーのようなかわいいうさぎクリップが作れます。猫クリップ、夏休みの家庭科の宿題に、ぜひ作ってみてください。