酢もやしの作り方と簡単レシピを写真とともに解説

酢もやしの作り方と簡単レシピを写真とともに解説します。材料は酢・もやし・砂糖・塩。用意するものは保存瓶。作り方は簡単。鍋に水を入れ→塩をひとつまみ振って→沸騰させる→火を止めてもやしを入れる→ざるにあげて水気を切る→保存瓶にもやしと酢を入れ→砂糖を加え→冷蔵庫でひと晩漬けたらできあがり――

 

酢もやしの材料と用意するもの

材料 酢もやしの材料は◇酢…200ミリリットルから400ミリリットル◇もやし…1袋(250グラム)◇砂糖…大さじ1杯から2杯◇塩…適量(ひとつまみ)。そのほかに保存瓶を用意してください。お酢ともやしの量は保存瓶の大きさによって加減してください。今回は500ミリリットル瓶を目安にしています。

酢もやしの作り方

リンゴ酢 酢もやしに使うお酢は、黒酢・米酢・玄米酢などの穀物酢またはリンゴ酢などの果実酢が向いています。今回はリンゴ酢を使いました。加工酢は砂糖や食塩などが入っているのでおすすめできません。

鍋に水を入れて沸騰させる

鍋に水を入れて沸騰させる 鍋に水を入れ、塩をひとつまみ加えて、沸騰させます。

お湯を冷ましてもやしを入れる

もやしを入れる 沸騰したら火を止めて、2分ほど冷ましてらもやしを入れ、1分ほど置きます。

ざるに移す

ざるに移す ざるに移して水気を切ります。冷水にはさらしません。

保存瓶にもやしを入れる

保存瓶にもやしを入れる 保存瓶にもやしを入れます。保存瓶は必ず煮沸消毒してください。

お酢を注ぐ

お酢を注ぐ もやしが全部浸るまでお酢を注ぎます。

砂糖を加える

砂糖を加える 砂糖を加えます。砂糖を加えることで味がまろやかになりますが、砂糖を使いたくない場合は使わなくてもかまいません。はちみつやオリゴ糖を代用してもけっこうです。

軽く混ぜる

保存瓶 軽くまぜて味をなじませます。

酢もやしの完成

酢もやしの完成 保存瓶の蓋をしたら酢もやしの完成です。冷蔵庫で半日置いたら食べられますが、ひと晩漬けてからのほうが、おいしくいただけます。

ひと晩漬けた酢もやし

漬けた翌日のみかん酢 上の写真は、ひと晩漬けた酢もやしです。ひと晩お酢に漬けたことで、白っぽかったもやしがうっすらと黄色みがかっています。

 

酢もやしの保存期間

酢もやしの保存期間は冷蔵庫で一週間程度。直射日光に当たる場所は避けてください。また保存瓶は必ず煮沸消毒したものを使ってください。食事に使った箸やスプーンなどで保存瓶から酢もやしを取り出したり、長期間そのままにしておくと、細菌が増殖して、食中毒を引き起こす危険性もありますので、とくに夏場は注意をしてください。

一日に食べる量の目安

小鉢 酢もやしは、一度にたくさん食べても健康を害するということはありませんが、過ぎたるは及ばざるがごとし、毎日、少しずつ食べ続けたほうが健康効果も期待できます。一日に食べる量の目安は小鉢に1杯程度(上の写真参照)。漬け酢も飲んでください。漬け酢を飲むのは食前がおすすめです。

酢もやし簡単レシピ

酢もやしはそのまま食べてもじゅうぶんおいしいですけど、毎日食べ続けていると飽きてしまうこともあります。そんなときはちょっとしたアレンジでひと味違った酢もやしに変身します。ビールやお酒のつまみにも使える酢もやし簡単レシピをご紹介します。漬け酢は使いません。別途、飲んでください。

しらす和え

酢もやしのしらす和え 酢もやしにしらすを和えるだけ。味がものたりない場合はポン酢や醤油で味を整えてください。

梅肉和え

酢もやしの梅肉和え 梅肉と和えると酢もやしはぐっとおいしくなります。とくに夏場におすすめ。食欲のないときや疲れ気味のときに食べたい一品(ひとしな)です。

キムチ和え

酢もやしのキムチ和え キムチと和えるのもおすすめの食べ方です。玄米ご飯や雑穀ご飯のおかずにも最適。お好みでエゴマ油やアマニ油を加えると味がまろやかになって風味が増します。

酢もやしの効果

一般的に言われている酢もやしの効果は疲労回復です。ダイエット効果があるという話も聞きますが、今までの食生活や生活習慣を見直すことなく、酢もやしだけを食べても痩せるということはありません。また、たくさん食べれば病気が治るというものでもありません。その点は誤解のないようにしてください。そのうえで、夕食に小鉢一杯分の酢もやしを毎日食べ続ければ、疲労回復効果も期待できます。
 

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