6月の二十四節気・芒種(ぼうしゅ)の時期(6月5日頃から6月20日頃)に手紙やはがきに使える時候の挨拶を七十二候◇第25候・蟷螂生(6月5日頃から6月9日頃)◇第26候・腐草蛍為(6月10日頃から6月15日頃)◇第27候・梅子黄(6月16日頃から6月20日頃)――ごとに、季語をまじえて解説していきます。
二十四節気<芒種>七十二候(6月5日ごろ~6月20日ごろ)

芒種の時期を三つに分けた七十二候(しちじゅうにこう)では、初候(6月5日頃から6月9日頃)は蟷螂生(かまきりしょうず)。次候(6月10日頃から6月15日頃)は腐草蛍為(ふそうほたるとなる)。末候(6月16日頃から6月20日頃)は梅子黄(うめのみきなり)と呼びます。
二十四節気の芒種の時期(6月5日頃から6月20日頃)、手紙やはがきの挨拶文に七十二候を使うと、より季節感のある書き出しになります。以下、6月上旬から6月下旬の手紙やはがきに使える時候の挨拶文例を紹介します。
芒種・初候(蟷螂生)6月5日ごろ~6月9日ごろの時候の挨拶

6月5日頃から6月9日頃に使える時候の挨拶文例…芒種の候、/蟷螂生の候、/田植えの季節到来、/苗代苺が花開く季節にになりました。/アイナメの美味しい季節になりました。/カマキリの赤ちゃんが元気に動き始める季節になりました。/鳴神月の候、/麦秋の黄金色が目に快い季節になりました。
芒種・次候(腐草蛍為)6月10日ごろ~6月15日ごろの時候の挨拶

6月10日頃から6月15日頃に使える時候の挨拶文例…腐草蛍為、蛍が飛び交う季節になりました。/腐草蛍為候、/夏椿が白い花を咲かせる季節になりました。/梅雨入りも間近、/アジサイが日ごとに色づく季節、/初夏の風がさわやかに吹き抜ける今日この頃、/御田植祭の季節になりました。
芒種・末候(梅子黄)6月16日ごろ~6月20日ごろの時候の挨拶

6月16日頃から6月20日頃に使える時候の挨拶文例…梅子黄、梅の実が黄色く色づく季節になりました。/梅子黄の候、/新ショウガの美味しい季節になりました。/梅雨に入り、/入梅の候、/梅雨寒の季節、/梅雨明けが待たれる今日この頃、/栗の花が咲き散る今日この頃、/ビワの美味しい季節になりました。
芒種の時候の挨拶を入れた古稀を祝う会への招待はがき文例

招待はがきの文面は以下のとおり。印刷は縦書きです(上記写真)
梅雨入りも間近、お元気でお過ごしのことと思います。さて、リズム水泳でお世話になった小林先生が、来月、古稀を迎えるので、小林先生を囲んでお祝いの食事会を開くことになりました。メンバーは弥生の会の一期生。日時は七月八日の金曜日、場所は北越谷駅西口から徒歩二分の隠れ家カフェ・曼珠沙華。時間は午前十一時半から。参加費は食事代と記念品代で三千円。お忙しいとは思いますが、小林先生を囲んで楽しいひとときを過ごしたいと思いますので、ぜひお越しください。お待ちしています。まずはお知らせまで。