カビの繁殖を防ぐ方法|ポイントは湿気とホコリを取り除くこと

カビの大好物といえば「湿気」と「埃」(ほこり)。カビの繁殖を防ぐポイントはカビの大好物である湿気とホコリを取り除くこと。家の中でカビの発生しやすい場所◇浴室◇押し入れ◇玄関◇下駄箱――と、カビの繁殖を防ぐ方法を場所ごとに解説していきます。

 

カビを防ぐポイントは湿気とホコリを取り除くこと

浴槽

湿気を取り除いてカビを防ぐ

家の中で湿度の高い最たる場所はなんといっても浴室。お風呂場の湿気を取り除くためには入浴中も換気扇を回し、入浴後は浴槽の湯は早く抜いて、カビの大好物である水分をなくすことが大切です。追い炊きを繰り返すと、湯垢(ゆあか)などのゴミが溜まってカビが繁殖してしまうので要注意。

次に湿気が溜まりがちな場所は押し入れです。押入れには汗を吸った布団をすぐにしまわないこと。天日干しが難しい梅雨時は、テーブルやイスなどに布団をかけて、湿気を飛ばしてから収納するようにしてください。
 
カビ予防のポイント
汗を吸った布団はすぐに押入れにしまわないこと。

押し入れは締め切らずに換気することも大切です。

ホコリを取り除いてカビを防ぐ

玄関 続いては、カビの大好物・ホコリの多い場所のカビ予防について――。傘や長靴を頻繁に使う梅雨の時期、とくに注意しておきたい場所は玄関。濡れた傘や長靴をそのままにしておくと、水分が抜けたあとホコリだけになります。ホコリの中にはカビも含まれているので、玄関から部屋の奥へとカビの胞子を飛散させる原因になってしまいます。

玄関のカビ予防で有効なのは、玄関のたたきや下駄箱に新聞紙を敷くこと。傘や靴に付いた雨水や泥(どろ)を落としたら、新聞紙はすぐに交換しましょう。こうすることで、玄関や下駄箱でのカビの発生を抑え、部屋にカビが侵入するのを防ぐことができます。

 
カビ予防のポイント
玄関のたたき・下駄箱に新聞紙を敷く!

ホコリはカビのエサ。玄関や下駄箱以外にもベッドの下をはじめクローゼットやソファーのすき間、本棚の本の上、カーテンやカーテンレールの上など、ふだん見落としがちな場所がホコリの宝庫。梅雨から夏の時期には、いつも以上に細かいところまで念入りにホコリを取り除き、カビを予防しましょう。

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