虹蔵不見・朔風払葉・橘始黄|小雪の期間と時候の挨拶文

冬の二十四節気・小雪(しょうせつ)の時期(11月22日頃から12月6日頃)に手紙やはがきに使える季節の挨拶を七十二候◇第58候・虹蔵不見(11月22日頃から11月26日頃)◇第59候・朔風払葉(11月27日頃から12月1日頃)◇第60候・橘始黄(12月2日頃から12月6日頃)――ごとに、季語をまじえて解説していきます。

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二十四節気<小雪>七十二候(11月22日ごろ~12月6日ごろ)

カワセミ

小雪。読み方は「しょうせつ」。そろそろ雪が降り始めるころのこと。冬といっても寒さはまだそれほどではなく、雪もまばらである=雪まだ大ならず、という意味です。暦の上で小雪というと、11月22日ごろから次の二十四節気(にじゅうしせっき)の小雪(しょうせつ)前日まで、11月22日頃から12月6日頃までの期間をいいます。

小雪の時期を三つに分けた七十二候(しちじゅうにこう)では、初候(11月22日頃から11月26日頃)は虹蔵不見(にじかくれてみえず)。次候(11月27日頃から12月1日頃)は朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)。末候(12月2日頃から12月6日頃)は橘始黄(たちばなはじめてきばむ)と読みます。

二十四節気の小雪の時期(11月22日頃から12月6日頃)、手紙やはがきの時候の挨拶に七十二候を入れると季節感のある書き出しになります。以下、11月下旬から12月上旬の手紙やはがきに使える季節の挨拶文例を紹介します。

小雪・初候(虹蔵不見)11月22日ごろ~11月26日ごろの時候の挨拶

冬の空

虹蔵不見。読み方は「にじかくれてみえず」。空に陽気もなくなり虹も見かけなくなるころという意味。北陸では冬季雷(とうきらい)という雷が多く発生します。二十四節気の小雪・初候、七十二候の第58候にあたります。新暦では、11月22日ごろから11月26日ごろまで。

この時期(小雪・初候)に使える季語は、冬季雷(とうきらい)・新嘗祭(にいなめさい)・クエ・りんご・野茨(のいばら)・勤労感謝の日・手袋の日(11月23日)など。

11月22頃から11月26日頃に使える時候の挨拶文例…虹蔵不見の候、/野茨が赤い実を付ける季節となりました。/冬大根の美味しい季節になりました。/11月23日は手袋の日。手袋の恋しい季節になりました。/クエ鍋の美味しい季節、/勤労感謝の日も過ぎ、冬支度を始める時節になりました。

小雪・次候(朔風払葉)11月27日ごろ~12月1日ごろの時候の挨拶

枯れ葉

朔風払葉。読み方は「きたかぜこのはをはらう」。「さくふうはをはらう」とも読みます。北風が木々の葉を払い落とすころという意味です。「朔風」(さくふう)の「朔」とは「北」という意味で、木枯らしのことをいいます。二十四節気の小雪・次候、七十二候の第59候にあたります。新暦では、11月27日ごろから12月1日ごろまで。

この時期(小雪・次候)の季語は、北風・木枯らし・空っ風(からっかぜ)・冬木立(ふゆこだち)・カマス・白菜(はくさい)・八手(やつで)・天狗の羽団扇(てんぐのはうちわ)・カワセミ・寒鰤(かんぶり)など。

11月27日頃から12月1日頃に使える季節の挨拶文例…朔風払葉の候、/北風が身にしみる季節になりました。/寒ブリのおいしい季節になりました。/街路樹の葉が木枯らしに舞う時節となりました。/冬木立が冬の訪れを告げる今日この頃/おだやかな小春日和が続いています。/冬支度を始める季節になりました。

小雪・末候(橘始黄)12月2日ごろ~12月6日ごろの時候の挨拶

橘

橘始黄。読み方は「たちばなはじめてきばむ」。「たちばなはじめてきなり」とも読みます。橘(たちばな)の実がだんだん黄色くなってくるころという意味。橘は日本に自生する唯一の柑橘(かんきつ)で古くは万葉集にも登場します。二十四節気の小雪・末候、七十二候の第60候にあたります。新暦では、12月2日ごろから12月6日ごろまで。

この時期(小雪・末候)に使える季語は、橘(たちばな)・鯔(ぼら)・セロリ・ブリ大根・九条葱(くじょうねぎ)・自然薯(じねんじょ)・歳末助け合い運動・ひょうたん祭り(大分県豊後大野市千歳町にある柴山八幡社で毎年12月の第1日曜日に行なわれる奇祭)など。

12月2頃から12月6日頃に使える時候の挨拶文例…橘始黄の候、/橘の実が黄色に色づく季節になりました。/ブリ大根の美味しい季節になりました。/歳末助け合い運動が始まりました。/早いもので今年も一年の締めくくりの月となりました。/木枯らしの冷たさが身にしみる今日この頃、/十二月、さすがに厳しい寒さが続きます。

小雪の時候の挨拶を入れた忘年会の案内はがき例文

忘年会の案内はがき例文

七五三のお祝いにお花をいただいたお礼のはがきを作りました。はがきを出すのは12月上旬(12月3日ごろ)。二十四節気は小雪。七十二候では小雪の末候・橘始黄(たちばなはじめてきばむ)にあたります。

案内はがきの文面は以下のとおり。印刷は縦書きです(上記写真)


橘始黄の候、いかがお過ごしでしょうか。さて、今年も弥生の会のメンバーで忘年会を開催します。場所は武里駅東口から徒歩約五分のイタリアン食堂・赤い靴。日程…十二月二十日(火)時間…午後六時から午後八時。参加費は五千円。個室を貸し切りましたので今年も大いに盛りあがりましょう。ぜひご出席ください。出席の有無は十二月十五日までに千葉までご一報ください(〇九〇―〇〇〇〇―〇〇〇〇)まずはご案内まで。

立冬の挨拶文(小雪の前)|(小雪の次)大雪の挨拶文

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