熱中症の分類と対処法|初期症状は立ちくらみ・めまい…

熱中症の症状から重症度を三つに分類したガイドラインが2015年に厚生労働省によって新たに定められました。◇Ⅰ度…現場で対処が可能な状態◇Ⅱ度…すみやかに医療機関への受診が必要な状態◇Ⅲ度…入院が必要な状態――。熱中症の分類と重症度ごとの対処法についてまとめました。

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熱中症の症状別分類|Ⅰ度・Ⅱ度・Ⅲ度

炎天下

熱中症のもっとも軽いⅠ度の症状は、めまい・立ちくらみ・大量発汗・筋肉痛・こむら返りなど。このような症状が出たら、その場で熱中症の応急処置を行なって様子をみます。症状が進んだⅡ度の場合は、頭痛・おう吐・倦怠感におそわれます。こんな症状が出たら医療機関を受診してください。さらに熱中症のⅢ度になると、意識を失ったり、けいれん発作が起こったりと、命にかかわる危険があるため入院が必要です。

熱中症の重症度Ⅰ度の主な症状と対処法

熱中症の重症度「Ⅰ度」の症状でもっとも多いのが立ちくらみ。たとえば目の前の景色がだんだん白くなるのは熱中症で気を失いかける前の前兆。脱水状態になってきて血圧が下がると視界がおかしくなります。一般的には周りの景色が白っぽくなってきて、さらに度を超すと視界が真っ暗になって意識を失ってしまいます。周りの音が遠くなっていくというのも気を失宇一歩手前の症状です。

このような症状が起きたら日陰の涼しい場所に行って、しゃがむこと。できれば足を上に上げて横になる。そうすることで足にたまってしまった血液が心臓に帰ってきて、そこから頭に血液が送られていくので、立ちくらみが起きたら頭を低くして休むことが大事です。

立ちくらみに続いて熱中症Ⅰ度の症状で多いのが、こむら返り。なぜ熱中症になるとこむら返りが起きるのでしょうか? 発汗でミネラルが出てしまったのに水だけを補給してしまった、あるいは補給したつもりでも塩分の補給が少なかった…。こんなときに体内のミネラルバランスが崩れて、こむら返りという痙攣(けいけん)が起きやすくなります。

熱中症の重症度Ⅱ度の症状と対処法

めまい・立ちくらみなどの症状が数時間たってもいっこうに回復のきざしがなかったり、頭痛・吐き気・おう吐・倦怠感などの症状が出てきたら危険信号。熱中症の重症度Ⅱ度の段階ですので必ず病院に行ってください。とくに高齢者や乳幼児の場合は危険です。

熱中症の重症度Ⅲ度の症状と対処法

嘔吐(おうと)や吐き気にとどまらず、体内の脱水がさらに進むと熱中症はⅢ度に進行します。いよいよ水分・ミネラル不足で汗もかけなくなってしまうと、体内に熱がこもってしまって、脳の体温調節の機能が壊れてしまい、体温が上がりっぱなしになってしまいます。そのまま放置すると死に至る危険性もありますのですぐに救急車を呼んでください。入院して適切な処置が必要です。

熱中症で倒れた人への対処法

最後に、熱中症で倒れた人への対処法をお伝えします。命を音危険もある熱中症。もしも倒れてしまった人がいたらすぐに119番に通報し、救急車が到着するのを待ちます。その間、服を脱がせ、霧吹きなどで体に水をかけて、うちわや扇子(せんす)であおぎます。
 

熱中症で倒れた人への対処法
服を脱がせ→水をかけ→あおぐ!

これがもっとも手早く体内の熱を下げる救急処置の方法です。

熱中症予防のポイント

 

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