さいたま市大宮盆栽美術館の入館料・営業時間・アクセス・駐車場の台数と料金のほか写真撮影のできるエリアで撮った五葉松や黒松の画像など、実際に見学に行った感想をまじえてお伝えします。
世界で初めての公立の盆栽美術館
世界で初めての公立の盆栽美術館として2010年に開館した「さいたま市大宮盆栽美術館」。盆栽の名品や盆栽に関わる美術品、盆栽が描かれている浮世絵などの絵画作品、歴史・民俗資料などが展示されているほか、展示会やワープショップなどのイベントも行なわれ、外国人の来館者も目立ちます。住所と電車でのアクセス
大宮盆栽美術館の住所は〒331-0804埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3(土呂町は「とろちょう」と読みます)。最寄駅はJR宇都宮線・土呂駅(とろえき)または東武鉄道・野田線(東武アーバンパークライン)大宮公園駅。最寄駅からのアクセスは、土呂駅からは徒歩約5分。大宮公園駅からは徒歩約10分。タクシーを利用するほどの距離ではありません。徒歩圏内です。JR大宮駅(東口)からですと、東武バス・吉野町車庫行きで「盆栽入口」バス停で下車、徒歩約3分
地図と車での行き方
大宮盆栽美術館の地図をGoogleマップで埋め込みました(上記参照)。自宅から大宮盆栽美術館までの経路と所要時間も調べられます。車でのアクセスは、首都高速埼玉新都心線・「新都心西」出口から約15分。東北自動車道「岩槻」出口から約20分。
カーナビ設定時の注意!
カーナビに大宮盆栽美術館を設定するさいに、電話番号(048-780-2091)で検索すると、正しい場所(埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3)が表示されない場合があります。その場合は、大宮盆栽美術館と隣接している「自治人材開発センター」の住所「埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-1」をカーナビに入力して設定してください。
私も車で大宮盆栽美術館に行ったとき、カーナビに電話番号「048-780-2091」を入力したら場所が表示されませんでした。カーナビの住所データにも大宮盆栽美術館の住所「埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3」が表示されなかったので、自治人材開発センターの住所(埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-1)に設定して、無事、大宮盆栽美術館にたどり着けました。
駐車場の場所・台数・料金
大宮盆栽美術館の場所は東門側にあります。西門側の道路から向かった場合は入口のところに「さいたま市大宮美術館(P)次の角 左折」という看板が出ていますので、看板の指示に従って左折をすると駐車場のある東門側に着きます。駐車場の台数は普通車39台。大型バス3台。身障者用2台。駐車料金は、普通車は2時間まで無料。大型車は1回につき880円。身障者用は無料。駐車場の時間は午前9時から午後5時。入庫は午後4時30分まで。
営業時間・休館日・入館料
営業時間は、3月から10月は午前9時から午後4時30分。11月から2月は午後9時から午後4時。休館日は木曜日と年末年始。木曜日が祝日の場合は営業します。そのほか、臨時に休館する場合がありますので、お出かけの前には、大宮盆栽美術館のホームページ で、営業しているかどうか確認をしてください。入館料(観覧料)は、一般310円。高校生・大学生・65歳以上は150円。小中学生は100円。小学生未満は無料。障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は半額。団体料金(20人以上)は、一般200円、高校生・大学生・65歳以上100円。小中学生50円
施設(館内・庭園)写真撮影のできるエリア
施設は館内(1階・2階)と庭園に分かれています。1階の館内には、ロビー・受付・ショップ・トイレ・展示エリア(コレクションギャラリー・座敷飾り)・企画展示室があり、2階には講座室と盆栽テラスがあります。盆栽が展示されている展示エリア(コレクションギャラリー・座敷飾り)と企画展示室、盆栽庭園は、写真撮影はできません。盆栽庭園と企画展示室の間の一画(屋外)に写真撮影ができるコーナー(上の画像)が設けられていて、五葉松(ごようまつ)黒松(くろまつ)のほか梅や花梨(かりん)などの盆栽が展示されています。
上の画像は、2階の盆栽テラスから撮影した盆栽庭園の様子です(盆栽テラスは写真撮影が可能)。ドローンで空撮したような画像が撮れました(笑)大宮盆栽美術館でいちばん大きい盆栽の五葉松「千代の松」も遠めに見ることができます。
1階ロビーの受付(フロント)横にお土産コーナーが設けられています。盆栽関係の書籍や盆栽が描かれている扇子や雨傘・手ぬぐいのほか、さいたま市大宮盆栽美術館の開館に伴い開発された地サイダー「大宮盆栽だー!!」など。
カフェ・レストランの営業について(春・秋の期間限定)
大宮盆栽美術館では、春と秋の期間限定で、ランチなどが楽しめるカフェ・レストランが、2階の盆栽テラスで営業されます(上の写真が盆栽テラス)。春は3月下旬から約3か月間。秋は9月下旬から約3か月間。ランチではお弁当やうどんなどの軽食がいただけます。詳細は営業期間間近に 大宮美術館のホームページ にアップされます。展示されている盆栽の写真
さいたま市大宮盆栽美術館の写真撮影が許可されているエリア(撮影コーナー)で展示されていた盆栽の写真をデジカメで撮ってきましたので一部をご紹介します(撮影日は2016年2月2日)。展示されている盆栽は季節や時期によって異なります。[樹種]五葉松(ごようまつ)[樹形]石付(いしつき)
[樹種]梅(うめ) [銘]月影(つきかげ)[樹形]双幹(そうかん)
[樹種]山紅葉(やまもみじ)[銘]紅陵(こうりょう)
[樹種]黒松(くろまつ)
[樹種]花梨(かりん)
大宮盆栽美術館で展示中の盆栽は大宮盆栽美術館の公式サイト( コレクション )に掲載されています。樹形・銘・寸法・解説など。
大宮盆栽美術館の斜め前にある盆栽レストラン大宮
大宮美術館の西門斜め前に「 盆栽レストラン大宮 」というお店があります。店内には、床の間に盆栽が展示されているほか、盆栽鋏(ぼんさいはさみ)や盆栽鉢(ぼんさいばち)など、盆栽用品も販売しています。毎月、盆栽教室も行なっています。メニューは日替わりランチのほか、盆栽御膳、甘味セットなど。盆栽最中(ぼんさいもなか)も人気です。営業時間は午前11時から午後5時。定休日は木曜日(大宮盆栽美術館と同じ)。駐車場は1台分しかありません。大宮盆栽美術館の駐車場は2時間まで無料なので大宮盆栽美術館を見学したあと盆栽レストラン大宮でランチを食べるというのがおすすめです。