人類の進化の過程をまとめる|夏休み自由研究まとめ方

上野の国立科学博物館 に行って、夏休みの自由研究を一日で終わらせるためのテーマと自由研究のまとめ方について解説します。今回のテーマは「人類の祖先を四つに分類して進化をまとめる」。小学生(5年生・6年生)に最適。上野国立科学博物館(東京)に行く時間がない場合は、この記事をアレンジして自由研究をまとめることも可能です。それではポイントを解説していきます。

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取材の進め方

人類の進化 人類の進化について標本やパネルが展示されているのは科学博物館・地球館の地下2階(B2F)です。展示フロアは「人類の進化」(展示番号30~39)になります。

人類の祖先 人類の進化を自由研究のテーマとして取り組む場合、サルとヒトとの違い・人類最古の祖先・人類が使ってきた道具など、学年に応じて、いろいろなテーマが考えられます。今回は「夏休みの自由研究を一日で終わらせる」ことを念頭に、上野国立科学博物館の「人類の進化」のコーナーで、人類の祖先を四つに分類して進化について調べていきます。

人類の祖先を四つに分類

人類の祖先を四つに分類 人類最古の祖先は、600万年前、チンパンジーとの共通祖先に別れを告げて、二本足で地上を歩き始めた「猿人」(えんじん)と呼ばれていますが、科学博物館では、猿人を起源とした人類(古代人)が、四種類に分類されています。

□ 猿人(えんじん)
□ 原人(げんじん)
□ 旧人(きゅうじん)
□ 新人(しんじん)

猿人・原人・旧人・新人を進化の順に並べて、それぞれの古代人の特徴を科学博物館で調べて、夏休みの自由研究にまとめます。

猿人(えんじん)

猿人 猿人(えんじん)は、600万年前、アフリカで生まれ、二本足で直立して歩いた人類最古の祖先です。脚(あし)は短く、手は長かったので、二足歩行だけではなく木登りもうまかったと考えられています。

猿人の脳の容積は現代人の四分の一程度(400ml)と推定され、石器などの道具は作らなかったようです。猿人は、400万年ほどアフリカにとどまって進化を続けていきました。

原人(げんじん)

原人 160万年前、アフリカで進化を続けていた猿人の中から、アフリカ以外の地に生活範囲を広げていった「原人」(げんじん)と呼ばれる古代人が出てきました。

原人は、細身の体で腕や脚が長く、長距離を歩くことができ、脳の容積は現代人の三分の二程度(900ml)と推定され、自然石を打ち砕いた簡単な石器を作って使っていたようです。

旧人(きゅうじん)

旧人 30万年前、原人の中でアフリカ近辺からヨーロッパやアジア各地へ新しい生活の場を求めていった「旧人」(きゅうじん)と呼ばれる人類が出てきました。

旧人は、頑丈な体つきで、脳の容積は現代人とほぼ同程度の1600mlと想定され、複雑な石器を使って大型の動物を狩り、寒さが厳しいヨーロッパでも生き延びる知恵を身につけていきました。

新人(しんじん)

新人(ホモ・サピエンス) 20万年前、寒冷地や乾燥地などの厳しい環境の中で生きる知恵(思考能力)と生きるすべ(道具)を進化・発展させていった旧人は、環境の変化を克服し、マンモスの骨などを利用した機能的な住居なども作るようになりました。

この集団が、現在の私たちの直属の祖先にあたる「新人」(しんじん)=「ホモ・サピエンス」と呼ばれる古代人です。この後、進化し続けた新人は、船を作り、海を渡って世界中に広がり、農耕文明や都市文明を発生させ、現代へとつながっていきます。

人類の進化|自由研究のまとめ方

自由研究(人類の進化)のまとめ方 600万年前、チンパンジーとの共通祖先に別れを告げて、森の木の上の生活ではなく、二本の足で地面の上を直立して歩くことを選んだ人類最古の祖先「猿人」(えんじん)によって、私たちの祖先は、手(指)の動作と脳を発達させていきました。

発達した脳で思考能力を身につけた古代人は、器用な手の動きで石器などの道具を作り出し、行動範囲を広げながら、寒冷地や乾燥地など厳しい環境の中でも生活できるようになり、世界各地に生活の場を広げていきました。

マンモスの骨を使った住居模型 そうした私たちの祖先が築き上げてきた進化の先に、現代の私たち人類がいるわけですが、文明をもつ以前の古代人と、現代の私たちとの間には、決定的な違いがあります。それは、地球環境と調和してるかどうかです。

私たち人類の祖先は、自然環境に適応し、自然と共存しながら進化の道をたどってきました。一方、現代の私たちは、地球資源を使いまくり、自然環境を破壊しながら文明を築いています。

自然を痛みつけ、空気を汚し、地球環境を壊しながら未来に向かおうとしている現代人を私たちの祖先である古代人が見たらどのように思うでしょうか。

ホビット(ホモ・フロレシエンシス) 自然環境に適応しながら生きてきた古代人の進化の延長線上に今の私たち現代人がいるわけですが、自然環境を破壊し続けている現代人の文明の延長線上に、はたして未来はあるのでしょうか――というような流れで自由研究をまとめます。

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夏休みの自由研究を科学博物館でまとめる

国立科学博物館に取材に行く前の準備

国立科学博物館に取材に行く前の準備 夏休みの自由研究の取材で上野国立科学博物館に行く場合は、筆記用具、メモ帳、デジカメは必ず持っていきましょう。事前に 国立科学博物館のホームページ をチェックして、調べたいポイントなどをメモしておくと、取材がスムーズにすすみます。

国立科学博物館は、撮影禁止の特別展示会などを除いては、原則、撮影ができますので、自由研究のポイントになる展示物やパネルなどはどんどん写真に撮っていきましょう。自分で撮ってきた写真を自由研究に貼り付けると、見栄えがぐっとよくなりますので、自由研究の点数アップも期待できます。
禁止事項……このブログの文章をそのまま自由研究に使ってはいけません。このブログの画像を無断で自由研究に使うことも禁止です。他人が撮影した写真を無断で転用・盗用することは犯罪です。自由研究で使う写真はあくまでも自分が撮影したもの、または使用を許可されたものにかぎります。大切なことですので知っておいてください。

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