古事記ヤマタノオロチ伝説を読んだ夏休み読書感想文の例文

『古事記』のヤマタノオロチ伝説を読んだ読書感想文の例文を二点作りました。字数は400字(原稿用紙1枚)と800字(原稿用紙2枚)。対象は小学生の高学年。男の子・女の子どちらにも向いています。文体と使っている漢字も小学生が書いたように仕上げています。夏休み読書感想文の例文としてお読みください。丸写ししなければ夏休みの宿題に使ってもかまいません。

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古事記について

『古事記』『古事記物語』 『古事記』は奈良時代にまとめられた現存する日本最古の歴史書です。日本の国の成り立ちと天皇の系統について書かれています。三巻(上中下)に分かれていて、上巻は、日本の神様たちの物語、中巻と下巻は、天皇と古代の支配者たちの物語になっています。

上巻では、ヤマタノオロチの話をはじめアマテラスオオミカミの天岩戸(あめのいわと)隠れやいなばの白ウサギ、海サチビコと山サチビコなど、絵本や漫画でもおなじみの神話が載っています。

今回は、その中から「ヤマタノオロチ伝説」を採りあげました。読んでみたら、一般的に思い描かれている話のイメージと実際の話は違っていた、という視点で、読書感想文を書きました。日本神話の感想文という切り口なので、ほかの児童と内容がかぶることも少ないと思われます。

古事記ヤマタノオロチ伝説の感想文|400字

古事記のヤマタノオロチ伝説を読んで

古事記のヤマタノオロチ伝説を読みました。神々(かみがみ)の世界を追い出されたスサノオノミコトが、八つの頭を持つ化け物・ヤマタノオロチを退治する話です。

今まで読んだ漫画や観た映画では、スサノオノミコトとヤマタノオロチが激しく戦ったすえに、ヤマタノオロチがスサノオノミコトに斬り殺される、というふうに描(えが)かれていました。ところが今回、古事記を読んだら話が違っていました。スサノオノミコトとヤマタノオロチは戦っていませんでした。

本当の話はこうです。強いお酒を八つの器に入れて待ちかまえていたとこにやってきたヤマタノオロチが、そのお酒を飲み干し、酔っ払って眠ってしまいました。そこでスサノオノミコトが剣(つるぎ)を抜いて、ヤマタノオロチを切り刻(きざ)んで殺した、という話です。

な~んだ、スサノオノミコトはひきょうなやつだなぁ、と感じましたが、大昔は、こういう知恵もひとつの作戦として認められていたのかな、とも思いました。

古事記ヤマタノオロチ伝説の感想文|800字

スサノオノミコトは卑怯者?

古事記のヤマタノオロチ伝説を読みました。神々(かみがみ)の世界を追放されたスサノオノミコトが、八つの頭と八つのシッポをもった山のように大きな大蛇・ヤマタノオロチを退治する話です。

今までぼくが読んだ漫画や観たアニメ映画では、スサノオノミコトとヤマタノオロチが激しく戦って、最後の最後で、スサノオノミコトが剣でヤマタノオロチを斬(き)り殺して勝った、というふうに描(えが)かれていました。ウルトラマンが悪い怪獣をやっつけるイメージです。

ところが今回、古事記を読んだら話が違っていました。スサノオノミコトとヤマタノオロチは戦っていなかったんです。一対一の勝負じゃなかったんです。

実際の話はこうです。ヤマタノオロチ退治を頼まれたスサノオノミコトは、強いお酒を造らせ、八つの瓶(かめ)にお酒を入れて、ヤマタノオロチを待ちかまえます。そこにやってきたヤマタノオロチが瓶のお酒を飲み干し、酔っ払って眠ってしまいました。そこでスサノオノミコトが剣を抜いて、眠っているヤマタノオロチを切り刻んで殺した、という話です。

な~んだ、スサノオノミコトは卑怯(ひきょう)なやつだなぁ…。正々堂々と戦って勝ったんじゃないのか、と思いました。酒をたらふく飲ませて酔いつぶしておいて、眠りこけている相手をやっつけるんだったら、ぼくでもできそうな気がします。

このことを父に話したところ、父は「戦わないで勝つのがいちばん賢い戦い方だ」と中国の古典『孫子』(そんし)にも書いてある、と教えてくれました。なるほど、自分が食い殺されるかどうか、生きるか死ぬかというときには、正々堂々(せいせいどうどう)とかは言ってられません。卑怯と思われるくらいの知恵も発揮しないと。

神話の時代には、力だけではなく、こうした知恵も兼ねそなえていた人が、王として尊敬されたのかな、と思いました。

この読書感想文は小学生の高学年を想定しています。例文の漢字は、学年に応じてひらがなにしたり、ひらがなの箇所を漢字に置き換えたりしてください。文中では、男の子を想定して「ぼく」を使っていますが、女の子の場合は「わたし」に置き換えてください。

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本記事の読書感想文についての注意事項

本記事に掲載している読書感想文は『古事記』21世紀版 少年少女古典文学館(講談社)と『新版 古事記物語』鈴木三重吉・著(角川ソフィア文庫)を読んで書いたものです。あくまでも例文です。そのまま丸写しをして夏休みの読書感想文として提出するのはやめてください。先生にバレても責任は負えません。

また利用は個人使用に限ります。ブログやホームページに無断で転用したり、メルマガやPDFファィルなどで配布したりする不正行為は禁止します。
 

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