大宮氷川神社の二の鳥居と戦艦武蔵の碑の歴史を写真とともに解説

全国でも有数の開運スポットとして知られる武蔵一宮氷川神社(むさしいちのみやひかわじんじゃ)。大宮氷川神社とも呼ばれています。初詣のさいは、およそ200万人の人が参拝に訪れる神社で、最大の特徴は、なんといっても日本一を誇る長さ 2キロの参道。境内まで続くケヤキ並木が参拝者たちを出迎えてくれます。

 

大宮氷川神社の二の鳥居

大宮氷川神社の二の鳥居 一の鳥居を抜け、参道を進むと二の鳥居があります(上の写真)。大宮氷川神社の二の鳥居は、もともとは明治神宮の鳥居だったもの。それを昭和51年(1976年)に明治神宮から寄贈されて、武蔵一宮氷川神社に移築されました。

戦艦武蔵の碑

戦艦武蔵の碑 二の鳥居を抜け、およそ2キロの参道を歩き、境内にたどりつくと、三の鳥居を抜けてすぐ左側のところに「戦艦武蔵の碑」(せんかんむさしのひ)があります(上の写真)。戦艦大和と並び日本海軍が誇る戦艦武蔵の名は、この武蔵一宮氷川神社からとったもの。戦艦武蔵の艦内神社は「氷川神社」でした。

石碑 戦艦武蔵は、昭和19年(1944年)10月24日、レイテ沖海戦に参戦。米軍の総攻撃を受け、フィリピン中部・シブヤン海で撃沈されましたが、魚雷20発以上・直撃弾17発・至近弾は数知れず、それでも5時間以上にわたって猛攻に耐え、浮き続けていたことから、米軍を驚かせたと言われています。その検証碑として建てられたのが「戦艦武蔵の碑」です。
 
 戦艦武蔵の要目と性能|就役・最後・沈没までの歴史
 

武蔵一宮氷川神社と横浜の氷川丸

さらに横浜公園に停泊している「氷川丸」(ひかわまる)も武蔵一宮氷川神社から名前をとったもの。氷川丸の中にも戦艦武蔵同様、氷川神社の御祭神(ごさいしん)をお祀りして、神棚に飾られています。氷川丸は昭和5年(1930年)から現在まで85年間も浮き続けている希有(けう)な存在であるのも氷川神社のご加護よるものかもしれません。

武蔵一宮氷川神社|住所・電話番号・地図・アクセス

埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407

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武蔵一宮氷川神社の住所は、〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407。正確な場所は上記の地図(Googleマップ)で調べられます。電話番号は 048-641-0137。電話の問い合わせ時間は 9時から16時。電車でのアクセスは、JR大宮駅東口または東武アーバンパークライン(東武野田線)北大宮駅から徒歩約15分。車でのアクセスは、首都高速道路・埼玉新都心線のさいたま新都心西ICからは約15分、東北自動車道・岩槻ICからは約20分。

武蔵一宮氷川神社の駐車場

駐車場 武蔵一宮氷川神社の駐車場は第一駐車場・第二駐車場・西駐車場があります。上の写真は第一駐車場。駐車料金は無料。駐車場は夕方5時に閉鎖されます。車を駐める時間は30分を目安に。車のお祓いで参拝するときは第二駐車場に駐めてください。駐車場の場所は大宮氷川神社の公式サイト( アクセス )で確認してください。

七五三の時期や祭事が行なわれる日は駐車場は満車になることが多いです。その場合は大宮公園の駐車場か近隣のコインパーキングを利用してください。また初詣の時期は参道周辺の道路は車両進入禁止などの交通規制が行なわれますので車での参拝は避けたほうが無難です。

神社のお参りの作法

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